外から体内に侵入してきた異物に対して血液中のリンパ球がそれを異物とみなして攻撃して防御する機構を免疫といいます。


リウマチをはじめとする膠原病は自己免疫疾患とも呼ばれ、リンパ球が異常に活性化して自分の組織を攻撃してしまうことによって発症する疾患の総称です。


メトトレキセート(MTX)などの抗リウマチ薬はこのリンパ球の活性化を抑える働きがあり、この薬がリウマチに使えるようになってからリウマチの治療は飛躍的に進歩しました。

次回は、よくあるリウマチの症状のひとつ「朝のこわばり」についてご説明いたします。