最近仕事で寝るのが遅くなったり朝早くなったりと急激な変化があった際、精神に強烈な不調を起こしたのを感じた。
そしてこれは俺の心が弱いからだとか、仕事に適応できないだとかそんな考えがぐるぐると頭をめぐっていたが、そもそもそういった判断がまず正常じゃないことに気づき、考察する。
そしてこの考え方や感覚はセロトニン不足が大きいという結論に至った。セロトニンのサイクルは起床時にレベルが上がり、就寝時に低下する。
このリズムが生活リズムを急激に変えた際に不足する。そして、セロトニンレベルはうつ状態と強い関係がある。
だからこそ生活リズムを変える時はゆっくり行うべきで、そして生活リズムはあまり変えるべきではない理由がはっきりした。
確かに仕事で納期のプレッシャーや技術的に苦しい面もあったりする。しかしながら、それらは直接の原因ではなく、真の原因は脳内における内面からくる苦しみであったりする。
しかしこれを仏陀は2000年以上も前に縁起の「因縁」「増上縁」として気づき、説いている。人間社会が個人には耐えがたい苦しみを乱してしまうこともまた、説いている。
異常を起こしてみないと気づけない苦しみがある。今も多くの人が苦しんでいて、そして、それよりも多くの人はその苦しんでいる人たちの苦しみに気づけない。その鈍さゆえに、わかってあげることすらできないでいる。