「やりたいことだけして生きる」ということに憧れを持つ人は多いと思うが、なかなかそれを続けられる人は少ない。

 

 

俺がこれを達成するまでには、3段階で進んできたかと思い、経験談としてまとめる。

 

 

1 怠惰の段階

やりたくないことをすべて捨て、投げ出して、すべてから逃げる。何もしない。だれに何かをやらされることなく、不自由がない状態でいる。

 

2 内省の段階

自分が何をやりたいのかをひたすら考え、自分がなぜ生きるのか、どう生きるのかなどを納得するまで模索する段階。義務は一切やらない。どれだけ金がなくなろうとやりたくないこと、仕事なども一切やらない。

 

3 決定の段階

自分のゴールを見すえ、どう生きるのかを決め、それに向けて進む段階。怠惰のツケも回ってくるが、たいてい金のことなので稼いで解決しながら、自分の生き方やゴールは定期的に見つめなおしながら進む。

 

 

1でやりたくないことからの脱却、2で己や世界を納得いくまで見つめ、3で自己決定した。

近年の調査で幸福度・前向き志向度・自信を同時にアップさせる1つの要素が注目されている。それこそが「自己決定感」だ。人は普通に生きていれば、与えられた義務がどんどん生まれていく。そしてそれらを「やらされる」ことになる。この「やらされ感」はどんどんその人の自信を奪い、幸福度をじわじわ奪い、前向きに生きる力を奪う。だからこそ一回リセット、大革命が必要だ。無責任に全部捨て、逃げ出し、何もかもを投げ出したことで結果的にその境地を得た。

まあその分ツケが回ってくるので大変だった、、、、笑

だからこれは人にお勧めするやり方ではないし、ただの体験談としてここに記しておく。