出産前日 39週0日


私は30週の妊婦検診で切迫早産と診断され、36週まで約5週間入院していました。
点滴を外し退院するとすぐに産まれるんだろうと思っていましたが、37週、38週と何事もなく過ぎてゆきました。

子宮口は2、3センチ開いており、子宮頚管は約2センチ、柔らかくもなっていると言われたのに、案外産まれないものです。

周囲からは、まだ産まれないの?的なことをよく言われていたので、なんとなく居心地の悪い日々を過ごしていました。お腹も重いし入院のせいで体力落ちてて苦しいし、早く産まれないかなぁ〜、と毎日思っていました。


そして、この日は39週の妊婦検診。
実母に連れてきてもらっていました。

1週間前くらいから夜間に前駆陣痛があっていたので、寝不足もあり、先生に
「早く生まれてほしいです」
というと、
「じゃあ刺激しときますね!」
と、いわゆる内診ぐりぐりという処置をされました。まぁまぁ痛かったです。

その後、実母と握り寿司のランチを食べ、退院後からお世話になっている義理実家に帰りました。

次第に強くなるお腹の張り。
内診の刺激のせいでしょうか、少し痛みを伴う張りが不規則に続きます。これが陣痛に繋がるのかな〜、それともまた前駆で終わるのかな〜と、落ち着かない気持ちでした。



夕方。

なぜか、張りの痛みよりずっと辛い胃痛と吐き気がどんどん強くなっていました。夕食は全く入らず、胃の痛みと吐き気でぐったりしながら横になっていました。その間、お腹の張りは不規則に続いていましたが、胃のほうが辛くてあまり気になりませんでした。途中、2回下痢をしました。

長女の出産のときも、最初はお腹を下したような痛みからのスタートだったため、今回も陣痛になるのか。胃痛から始まることもあるのか。

よく分からなかったので病院に電話をしてみると、
「一人目のときにすごくお産の進みが早かったので、念の為に病院にきてみませんか」
とのことなので、すぐに病院に向かいました。


午後23時

病院について、陣痛らしきものは10分くらいの間隔できているけど、痛みはそこまでない。それより胃が痛くて、下痢をして、吐きそう、と伝えました。熱を図ると37度5分。

「お昼何食べました?」
「お寿司です」
「お寿司?!あ〜、食あたりかもね」

えーーーー。まさかの食あたりとか。
妊娠中、寿司も刺し身もばんばん食べていたのに、まさかこのタイミングで!


とにかく辛くてベッドに横にならせてもらうと、急に吐気が増して、けっこうな量嘔吐してしまいました。このとき、当直の先生や助産師さんたちの中で、おそらく食あたりだと結論が出たようです。

お昼からほぼ飲まず食わずだということで、時間も遅いし一晩入院することになりました。陣痛じゃなくて食あたりで入院てなんだそりゃびっくりと、夫は呆れているようでした。

ブドウ糖と吐き気どめの点滴をうちながら、ちょうど空いてた陣痛室での入院です。途中吐いたり、下痢したりしながらなんとか明け方少し眠ることができ、朝を迎えました。