徳島市役所横にある幸町公園のタイワンフウの大樹が、見事な紅葉になった。
徳島市には蔵本公園などにもタイワンフウは多く植えられているが、幸町公園のタイワンフウは特に見事に紅葉する。
1ヶ月ほど前から少しずつ色づき初めて、今週中頃から木全体が真っ赤になった。
大樹が密集して植えられているのでボリュームがあり見事さに圧倒される。
フウはカエデに似ているが、マンサク科の植物だ。
フウにはモミジのような葉のモミジバフウ(アメリカフウ)とカッパの手のように葉が三裂しているフウ(タイワンフウ)があるが、徳島でよく見られるのはタイワンフウだ。
私の住む団地の入り口にも立派なタイワンフウがあるが、11月終わりに見事な紅葉となり今はすでに散ってしまっている。
原産は台湾で江戸中期に日本に渡来したようだ。
幸町のタイワンフウが散る頃にはクリスマスがやってくる。