月例の上毛俳句会に行って来た。吟行地は桐生市の禅寺泉龍院。偶然の一致だが、この寺に兄弟のように付き合っていた大親友の墓がある。訳あっててまだ遺骨は届いてないが、先月亡くなったその親友の伴侶であった「野火」深海集同人の砂女さんもこの墓に入る予定だ。思えば四五年墓参りを怠っていたので、ついでと言えば申し訳ないが、念願がかなった。広大の墓地である。久し振りということもあって、墓の場所が分かるだろうか少し心配だったが、直ぐに見つけることができた。彼の世の友も私に会いたかったのだと勝手に思った。有りがたいことに句会の連衆も手を合せてくれた。賑やか墓参りになって彼もびっくりしたかもしれない。

木枯や砂女逝き三郎も 和利

菱町を眺めて暮せ久美子の忌日 明子

 追悼句。三郎はやっぱり「野火」同人だった方。久美子は砂女さんの本名。

 寒中のお寺は句材が乏しかった。

寒晴や桐生の町の見ゆる寺 千鶴子

山寺の枯木の枝にレジ袋 和利

竹の葉の青をちりばめ池氷る 秀巳

 吟行句。

冴返る逆波たてて桐生川 絵里子

 この句を特選にした。

泉龍院

 

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