一昨日、ヤクルトスワローズの宮本慎也選手が通算2000本安打を達成した。

この人がプロ入りしたとき、ここまでやるとはとても想像できなかった。

小柄で線の細い感じで、守備は上手いとの定評はあつたが、バッティングはとても期待できる雰囲気ではなかった。

実際、当時の野村監督も守備しか期待てきないから「自衛隊」と揶揄していた。

驚異的なのは、彼は犠打でも歴代2位の数字を残していることだ。

彼がトップバッターやクリーンアップではなく2番や下位打線の打者であることを考えると、この2000本安打の価値は額面以上に重い。

決してスター選手ではなく派手さもない。しかし、こういう選手のチーム貢献度は見た目以上に大きい。

18年間コツコツとやってきて、ここに到達。
「一流の脇役にはなれたかな」という言葉は、いかにも宮本らしい。

東電福島第一原発の事故に関する国会の事故調査委員会が、事故発生時の首相官邸の初動対応について検証作業に入る。

菅元首相と枝野経産省(当時の官房長官)らの聴取を行う。


委員会はこの聴取を公開で行うことを検討しているようだが、民主党からは反対意見もあるようだ。


すでに政府の事故調が菅氏らへの聴取を実施しているが、これは非公開だった。


国会の事故調はぜひとも公開で聴取してもらいたい。


原発事故については、東電ばかりが責任を問われ巨額の賠償金を背負うことになっているが、政府や官僚は誰一人として責任を問われない。


菅元首相は、震災発生の翌日に周囲の反対を押し切って福島第一原発の視察を強行。これが東電の事故処理作業の遅延を生じさせ水素爆発につながった。


今さら菅氏を追及したところで、何の意味があるのかという感もあるが、国会の事故調なら聴取ぐらいはせめて公開でやってもらいたい。


一昨年に植えたツツジが開花した。


2年目の去年は少ししか花が咲かなかった。


今年は期待できそう。


佐太郎のひとりごと-tutuji2

佐太郎のひとりごと-tutuji1

今朝の日経新聞の「経済教室」。国家の財政赤字の背景にある「徴税能力」の話し。


財政赤字の原因は政府支出の拡大だけでなく、財源としての税の徴収がうまく行われるかどうかにもかかっているという話しだ。


ギリシャでは予想納税額と実際の納税額の差が税収の3分の1に及びそうだ。これは財政赤字の規模とほぼ同じらしい。


これは、言い換えると本来徴収するはずの税金が徴収できていいれば、財政赤字にはならないということ。


ギリシャは脱税天国のようだ。富裕層が所得・資産隠しに悪知恵を絞り、それを摘発しようとする税務当局が投入する人手と時間は甚大だということだ。


富裕層の脱税が恒常化・悪質化し、一方で国民の4分の1が公務員といわれるギリシャ。


高額所得者の脱税については、イタリアも似たような状況らしい。



EUが金融安定網の強化のためにIMFの財源強化を求めている。

米国はIMFへの追加拠出には応じない姿勢のため、中国や日本に対する期待が高まることになる。


さてさて、IMFへの資金拠出は米国が1位、日本が2位。


しかし、欧州の金融安定化のためにIMFへの資金拠出を拡大できるほど、今の日本に余裕があるのか。


まさに日本こそ、いずれアジアのギリシャになりかねないのではと、危惧される状況ではないのか。



中国で活動するコラムニスト加藤嘉一氏の著者「いま中国人は何を考えているのか」に、なかなか面白い一節が。

(面白いなどどいってられないのだが)


中国にも、日本に関する専門家やウォッチャーがいる。そんな声をいくつか取り上げている。


「日本では首相は1年で替わるが、国民の政治生活は何の変わらない。独立した官僚システムが安定しているからだ」


安定しない政治情勢と、それに影響を受けない「独立した」官僚システムということ。


さらに、

「日本が政治主導になることはありえない。政治家が無能すぎて、官僚が狡猾すぎるから」


これは長年日本政治を研究してきた政府系シンクタンクの専門家の話しとのこと。

残念ながら、異を唱えようもない。



官僚支配のこの日本の現状を打破するのは容易ではない。もう無理かもしれないと絶望的な思いにとらわれてしまう。民主党はもちろん今の自民党や公明党の政治家の面々をみていると、まあ100%無理。


官僚の手の内を熟知している改革派脱藩官僚がもっともっと活躍できるようにならないと、官僚と本当に闘う政治勢力にはならない。残念ながら今はまだ十分大きな勢力になっていない。まだまだこれから。一縷の望み。