この人がプロ入りしたとき、ここまでやるとはとても想像できなかった。
小柄で線の細い感じで、守備は上手いとの定評はあつたが、バッティングはとても期待できる雰囲気ではなかった。
実際、当時の野村監督も守備しか期待てきないから「自衛隊」と揶揄していた。
驚異的なのは、彼は犠打でも歴代2位の数字を残していることだ。
彼がトップバッターやクリーンアップではなく2番や下位打線の打者であることを考えると、この2000本安打の価値は額面以上に重い。
決してスター選手ではなく派手さもない。しかし、こういう選手のチーム貢献度は見た目以上に大きい。
18年間コツコツとやってきて、ここに到達。
「一流の脇役にはなれたかな」という言葉は、いかにも宮本らしい。

