実は祖母かもしれない。
祖母は働くのが好きというか、自立心の強い人だった。
亡くなる1年くらい前まで、喫茶店のママとしてご近所の人達に愛されてた。
本当によく働く人。
いろんな仕事を経験して、念願の「自分の店」を持った。
小さな喫茶店だったけど、モーニングの時間もランチの時間もたくさんお客さんが訪れるいいお店だったと思う。
今になってようやく気づいたことがある。
祖母は「起業した」ってことなんだね。
ちゃんと自分で自分の居場所を作ったってことなんだね。
年始以外はほとんど休むことはなかったけど、休みがないなんてグチは一度も聞いたことがない。
「祖父と2人きりで家にいるより店のことやってるほうが楽しい」って言ってたしね(笑)
年に一度のお休みには、寝台列車で一人旅とかしちゃうくらい、スーパーなおばあちゃんだった。
自立心、半端ないって(笑)
祖母が亡くなった時、私はまだ「会社員として働く」ことしか知らなかった。
会社で悔しいことがあっても、他にお金を稼ぐ選択肢を知らなかった。
「自分でお店を立ち上げて、お客さんから対価をいただけるような価値を生む」
ということについて、祖母が生きているうちにもっと話しておきたかったなぁと。
最近こんなことをよく考える。
祖母は「自分が起業家」だなんて考えてなかったかもしれないけど。
私の人生の中でいちばん身近な起業家は、きっと祖母なんだと思う。
私も自分の居場所を見つけなきゃ。
祖母の自立心溢れるDNAが受け継がれていることを信じて。