4月18日 5月9日 ㉑ ㉒ハーパー

今回も無事に３週間毎のハーパーを受けられた。

最後のパクリタキセルから１０ヶ月になるが、

未だに手指と足趾が痺れていて

寒くなってきたのもあり冷たい。

アナストロゾールの副作用、

関節痛は変わらず続いている。

ドクターに勧められた

JOINT FORMURAは

２ヶ月飲んで効果が感じられずやめた。

グルコサミン、コンドロイチン、ボーラックス（ホウ砂）配合。

ボーラックスって飲めるのね。

娘たちがスライムを作る用に

買った事があったので驚いた。

朝の指の強ばりは

こちらも寒くなってきて酷くなり

指はほぼ曲がらない。

朝起きて直ぐにおむすび🍙を作ったら

一つ作るのに御飯１合分使うと思う

温めて暫くすると曲がるが

力が入らない。

調味料や保湿クリーム、色んなものの蓋を開けるのに手こずる。

『こんなに、きつうきつう誰が閉めたんや？』

『私や』という事が多々あるので

気を付けて蓋を緩く閉めている。

以前、私のドテチンヘアーを

「貴方の髪は本物？」と尋ねてこられた方が

最後のドセタキセルを終えられた。

「おめでとうございます。良かったですね。」と

声を掛けたら

「ありがとう。貴方はいつ終わるの？」と聞かれた。

『薬が効かなくなるまで』

『〇ぬまで』

何て答えるのか一瞬、悩んで

「フォーエバー」と言うと「えっ？」と彼女。

近くにいた看護師さんが「FOREVER」と

私の発音が悪いのを補足するようにもう一度言ってくれたが

彼女は何も言わずに帰って行った。

びっくりさせたよねぇ。

私もステージ４になるまでは

いずれ治療は終わると思っていたもん。

3月28日 腫瘍内科診察 ⑳ハーパー

＜ご無沙汰しておりますが元気にしています。遡って書いています。＞

月曜日にした心筋シンチと血液検査の結果を聞くのが怖かった。

心筋シンチの結果は3ヶ月前に60%台に下がった左室駆出率が72%にアップ。

下がり続けると勝手に思っていたので驚いた。

これからもハーパーが続けられる。

血液検査の結果は変わりなかった。

今後は、３、6週間後ハーパーをし、9週間後、CT検査をした後、診察。

「診察はだいぶ先ですが何かあったら連絡するように・・・」とドクター。

検査技師さんによって心筋シンチの結果が変わるという事はないのかなぁ?

結果が良くなかった前回は初めて見る男性の技師さんだった。

血管確保する際に『温かい!』と感じるぐらいに血が流れ腕の下に血だまりができた。

技師はグッと締め付けている駆血帯を外さずに内側の金属の針を抜いていた。

慌てて血を拭いていたが「血が流れてるのは針が血管に入っている証拠。」と言うので

私は怒りが爆発し「コレを外してないからや！」と怒鳴った。

技師は直ぐに駆血帯を緩めたが謝る事はなかった。

リンパ節転移が見つかった後、腹部CTを取る際、ジーンズを履いて行き

検査着を貸してもらえず、ジーンズを脱ぎウロウロするという辱めを請けた。

それ以降、どの検査も検査着無しでも大丈夫なように被るタイプのブラジャー、ゴムのズボンと決めている。

この日も万全の服装で行ったが

注射の後、CT室に入る前「ブラジャーを外せ！」と何度も言われた。

他の技師さんは「ボタンやフック等金属の物は付いてない?」と聞いてくれ

「ブラジャーを外せ！」と言われた事はない。

あまりに酷かったので苦情を書こうと思ったが彼の顔も名前も記憶に残っていない。

覚えているのは青いユニホームからはみ出した胸毛のみ。

あはは

2月15日 3月7日 ⑱ ⑲ハーパー

無事に３週間毎のハーパーを

２度受けれた。

パクリタキセルを終えてから

8ヶ月になるが、指先と

足の先から土踏まずまでの

痺れは続いている。

足の痺れはプチプチ(緩衝材)を

踏み潰して歩いているような感触で面白い。

髪の毛は、ほぼ何も無しから

オラウータンの赤ちゃんを経て

現在はマウンテンゴリラ。

にも関わらず

「とても短くされたのねぇ。」

「誰だか分らなかったわぁ。」

「良く似合ってる。」

「どこで切ってるの？」

などと言っていただく事がある。

『７月に抗がん剤治療を終え、

これだけ伸びました。』と

答えられる間柄ではない為、

毎回、適当に答える。

こんな質問には慣れてきていたのに

ケモセラピー室で知り合いの方

(ドセタキセル投与中)に会い

「私は全て髪の毛を失い

今ウィッグを使っているの。

貴方の髪は本物？」と聞かれた。

「はい。まだコレだけしか

伸びてないんですけどね。」

と答えたが、

本当は

『本物に決まってるやん。

ウィッグ使うんやったら、

こんなドテチンみたいなん、

選ばへんわぁ』と言いたかった。

アナストロゾールの副作用、

関節痛は朝起きて直ぐや

暫く動かなかった後が酷い。

ケモセラピー室のリクライニングの椅子に2時間も座っていたら

立ち上がった時には

「あたたたたー。」

普通には動けない。

映画館で『鬼滅』を観終わった後も席から立ち上がったが

階段が下りれず。

スタスタ歩く娘達に

「待ってぇ。歩けへん。」と

助けを求めた。

朝、指は竹輪握りしめてる？から

蒲鉾つかんでる？ぐらい動かなくなった。

元々右中指だけバネ指だったが

右薬指、左中指もなり

グゥは出来ない。

プルトップの缶詰は

指の関節が痛くて開けれない。

関節に伸縮性が全くないと

感じるので転んだら

骨折間違いなし。

でも、何もしてない時は

痛くないから、大丈夫。

ドクターも、ずっと痛い人もいると言ってはった。

だから、大丈夫。