4月20日のニュースですがこんな記事がありました。
WTI原油先物価格下落止まらず、史上初のマイナス値をつける
何のことか、思われる方もいるかもしれませんが、簡単に説明すると
「原油が余り過ぎていて売れず値段がどんどん下がり、ついには『原油を買ってくれた人には代金を支払います』と言う状態」
になったという事ですね
原油を買ったらお金が貰える
そんな馬鹿なと言う話ですが、本当にそうなったという事ではなく実際それに近い状態に1日だけなりました
史上初とのことですがすごいですね
原因はロシアとサウジアラビアとOPECが減産合意できなかったこととのこと、、、
(詳しく書くと長いのでググってください)
日本のガソリン代もその影響を大きく受け、私は嬉しいですがガソリン価格がどんどん下がっています。
5月7日に給油しに行ったらレギュラーが106円/Lと言う金額に
安いのは良いことだが企業が大丈夫なのか?と心配になる。
ちなみにですがガソリンは税金がめちゃくちゃかかっていて1リットル当たり
ガソリン税等:約57円
消費税:本体価格を含めた全体の10%
つまり1リットル当たり106円で販売していても約67円は税金で消える。
残り39円はが利益と言うわけではなく、仕入れ費用、設備費用、人件費などのコストがあるので
「ガソリンは1リットル売っても1円の利益にもならない」
と言う方もいます
本当に何万リットルと売ってようやく利益が出る状況ですね
コロナの影響で「ステイホーム」のため飛行機も飛ばず、車も乗らない状況が続き原油がかなり余っているようです。
保管にも費用が莫大にかかるため需要が減った原油の価格が大暴落、、、
あまりTVなどで報じられていないけど、結構大変なことだと思うのです
原油関連に投資している人であれば買い時だった人も、急落で資金を失い借金だけ残った人もいたことでしょう