ヒプノセラピーというと、前世療法、過去生療法、魂の生まれ代わり、カルマ(業)、ソウルメイトなどなどスピリチュアルな体験を期待される方も多いと思います。
確かに、そのような事を実際に体験することはあります。そして、変容もおきます。
じつは、それ以上に効果が高いのは、現実を変えることなんです。
魔法のように、状況を変えると言うことではないのです。結果的に状況が変わることは多いにあります。
どんなことかというと、催眠状態になると、いろいろな自我や表面意識(顕在意識)が沈静化し、より純粋な自分に出会うことになります。
純粋な自分とは・・・・・・それは、人の意見に左右されていらついたり、落ち込んだりという事が無く、事象をありのままに見ることが出来る状態です。
例えば、相手がいらついてるのを見て、なんだよ~もっと大人になれよ~とこちらもいらつくなんてことがあった場合、深い催眠状態になると、あっ、この人はいらついているんだな~・・・・以上なんです。
それに反応をしないんです。
ただ、状況をありのままに観ます。
反応や、ストレスは、主に表面意識のエゴが反応します。
それを、催眠状態によって沈静化します。
そうなると、現在の課題や問題も表面意識のエゴが反応をしているだけなので、その状況を判断せずに、見ることが出来ます。
課題や問題の本質が見えてきます。
もしかしたら、この問題は自分では対処できないという結論になることがあるかもしれません。
しかし、それは諦めではないのです。
エゴの先にある自分が判断できるので、後悔もしないし、絶望感もありません。
また、深い意識の領域での自分と対話が出来るので、あらたな問題解決が浮かんでくることも多々あります。
そうなれば、ラッキーですね!
ここからが、真骨頂ですが、悲しい過去やトラウマを背負って、今を生きていると、過去の反応が表出して、現在に影響を及ぼすことが多いのですが、実はその視点は過去のその状況で自分が作り上げた世界なんです。
こういう状態だと、なかなか視点が広がらないし、それ以外はないと思い込んでしまいます。
しかし、催眠状態になることによって、エゴの奥にある、あるがままに見ることが出来る意識で、その事象をもう一度見ることが出来るんです。
(かっこよく言うと検証します。)
催眠状態で、思考やエゴが沈静化していますので、そのときに感じた恐れや悲しみは映画を見るように感情が動くけれど、とても冷静に見ることが出来るんです。
その状況をていねいに見ていくと、ふと疑問が浮かんできます。
この恐れや怒り、悲しみは本当にそうだったのか?
そういう反応しか出来なかったのか?
そう思うしか無かったのか?
リラックスした催眠状態になると、その事象をもう一度、決めつけをせずに見ることが出来るんです。
大体の方は、怒りや悲しみの奥に解決が出来なかった自分に、やるせない思い、解決できない自分を責めている場合が多いんです。
そんな自分も客観的に観ることが出来ます。その思い、感情。。。。。。
それを判断しない状態でしばらく観ていると、だんだんと自分に優しくなっていくことが多いんです。
自分を許す、自分に優しくなる・・・・・そうなると、心に余裕ができます。
より、視野が広くなり、評価しない視点が広がります。
誰かとの関係で、怒りや悲しみを感じたときも、その気持ちを判断せずに観ることが出来ていきます。
もしかしたら、新たな視点に変わるかもしれません。(心理学で言うところのリフレーミングですね。)
こういう、体験をなんどか行うことで、いつの間にか、ずっと悩み続けていたことが、とても軽くなったり、場合によってはあのことは何だったんだろうと夢を見ていたかのように感じたりすることがあります。
また、新たな視点を見いだすことが出来た方は、周りが光って見えることもあります。
そうなれば、いつもの日常もフレッシュな世界に見えてくるかもしれませんね。
ヒプノセラピーは、スピリチュアルな気づきもありますが、現実にも効果があるセラピーなんです。