こんばんは、さとう たくじです。
近年、瞑想もポピュラーになりましたが
瞑想と言いますと、「無になる」とかよく言いましたよね。
「無になる」とか「執着を手放す」とかよく聞くと思います。
今日は下弦ということで、執着といったものを手放すには、もってこいのタイミングだったりしますけど
でも正直、僕自身は、まだまだ色んな事を手放せないなぁと感じることが多いんです。
その中で、最近、愛知学院大学の禅研究所が出している「禅語にしたしむ」という本を目にしまして
特に興味深かったのは、「放下著(ほうげじゃく)」という言葉なんですけど。
これは「手放す」ことを意味する「放下」と、「執着するもの」や「固執する心」を意味する「著」から成り立っていて、
「執着を手放す」とか「固執する心を放棄する」という意味になるんですね。
でも、面白かったのが、趙州さんという禅の師が「何も持っていない」という弟子に対して、
執着しないことに執着している心を指摘した話です。
「執着しないことへの執着」という、なんとも言えないパラドックスを提起しています。
すごいですよねΣ(・ω・ノ)ノ!
うおっ!?まさにその通りですみたいなとこ所を一突きする感じじゃないですか?
これって、心理的な自由や精神的進化を求める過程で、私たちが陥りがちな罠を示しているんですよね。
この考え方には「はーーーっなるほど!」と思わず声を上げてしまいました。
つまり、私たちが「執着しないこと」を理想として追い求めるあまり、
その「執着しないこと」自体に強く執着し、結果として別の形の固執を生み出してしまう可能性があるってこと。
本当に興味深い落とし穴ですよね。
この本、いろんな方が携わっているようで、とても面白く読めましたので、ぜひお薦めします。
それでは今日はこの辺で。
また明日もお会いしましょう
佐藤拓司
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