冬至・クリスマス・大晦日──祈りは文化を超えてつながる
こんにちは、さとうたくじです。
今日はクリスマスイブ🎅✨
街はイルミネーションに飾られますが、この行事、じつは日本の年末年始の祈りと同じリズムにあるんです。
クリスマスはキリストの誕生を祝う日。
ですが、イエスが本当に12月25日に生まれたかどうかは聖書に書かれていません。
聖書の描写から、羊飼いが夜も野外にいるの?かと想像すると季節感のズレが出ますよね。
実は、他にもこの日付にはいくつか説があり――
ローマの太陽神説
実は「12月25日」という日付、ローマ時代の太陽神のお祭りと重なるんです。
冬至のあと「光がよみがえる!」と祝う日で、そこにキリストを“世の光”として重ねた。
つまり布教もうまくいくし、みんなに親しんでもらいやすい。
そんな流れで選ばれたんじゃないか、と言われています。
計算で導いた説
もうひとつ面白いのが“計算説”。
初期の教父アフリカヌスさんは「受胎告知は3月25日」として、そこから9か月後をキリストの誕生日=12月25日と考えました。
さらに「受胎告知の日=イエスの十字架の日」でもあるとされ、なんだか神秘的な一致だね、と意味づけされたんです。
クリスマスは「光の王」とされたキリストの象徴を重ね、冬至の直後にお祝いするのがふさわしい日として定められたのですね。
一方、日本の大晦日やお正月も「新しい光と気」を迎える祈りの行事。
つまり──西洋も東洋も、暗い冬を抜けて“光の始まり”を願うお祭りなんです。
-
陰――冬の闇、夜の長さ、静けさ
-
陽――戻ってくる光、新しいサイクル
冬至は「陰が極まって陽に転じる」タイミング。
クリスマスも正月も、実はこの転換点を祝っているんです。
さらに、五行で見ても面白いです。
-
木――クリスマスツリー=芽吹きを約束する常緑樹
-
火――イルミネーションやキャンドル=喜びを灯す光
-
土――年末年始の区切り=次の季節への橋渡し
-
金――プレゼント交換=感謝や実りを分かち合う
-
水――冬至・大晦日の祈り=静かな内省と命を守る力
こうして見ると、どちらの文化も自然のサイクルに寄り添って祈ってきたのかなと思えます。
本当の所、どうだったのかは知りたいですけどね。
ただ、クリスマスも、大晦日も、お正月も──
みんな「冬至=光の再生」をお祝いしています。
誕生日や文化は違っても、祈りの本質は同じ。
だから「日付が違うからダメ」とか「宗派が違うから寄り添えない」とか、そんなことではないんですよね。
大切なのは、もっと別のところにあります。
他者が大切にしているものを踏みつけないように、できるだけ尊重し合う。
それこそが祈りの心につながるのだと思います。
それでは、今日も良い時間をお過ごしください。
また明日もお会いしましょう。
佐藤拓司
フォローお待ちしております
【全国書店&Amazonにて絶賛発売中!!】
さとうたくじ著書
『お金持ちになれる「金運カエル」の育て方 気学的人生設計のすすめ』
さとうたくじオフィシャルサイト
さとうたくじYouTube
https://www.youtube.com/@user-tw4ch5hi9v
さとうたくじFacebook
https://www.facebook.com/takuji.sato.372
さとうたくじLine公式アカウント>>>お友達募集中!!>>>



