「サトシ、ちょっといいかな? これ急ぎで頼める?」

 

以前の僕なら、こう言われるたびに自分の仕事を中断し、

愛想笑いを浮かべながら「いいですよ」と引き受けていました。

 

相手が不機嫌になるのが怖かったし、

何より「頼られる自分でいなければ価値がない」という強迫観念があったからです。

 

結果、自分のタスクは後回しになり、深夜まで残業。

 脳も体もボロボロになり、翌日の商談でフリーズする……

という最悪のループを繰り返していました。

 

でも、OS(生体機能)を整え始めてから、僕は気づいたんです。

 

僕が境界線を引けなかったのは、意志が弱かったからではありません。

 

  脳と副腎が疲弊しきっていて、相手を「拒絶」するための

エネルギーすら残っていなかったから

 

物理的な「防御力」がゼロだったんです。

 

今の僕は、違います。 自分のエネルギー状態を客観的に把握し、

無理な要求には「今は自分のプロジェクトに集中しているので、

明日以降なら可能です」と、凪のような心境で、

淡々とNOを言えるようになりました。

 

不思議なことに、そうやって「境界線」を明確にするようになってからの方が、

周りからのリスペクトは強まりました。

 

かつて僕のエネルギーを吸い尽くしていた

「エナジーバンパイア」のような同僚たちも、

僕の「揺らぎのなさ」を察知したのか、無理な要求をしてこなくなったんです。

 

「優しさ」と「過適応(自分を殺して合わせること)」は全く別物です。 

自分を虐待してまで他人にリソースを差し出すのは、

ただの共倒れでしかありません。

 

あなたがもし、職場の人間関係でヘトヘトになっているなら。 

 

それは性格のせいではなく、

あなたの細胞が「もう限界だ、守ってくれ」とサインを

出しているのかもしれません。

 

自分を守るための「聖なる境界線」を引く力。

 

 それは、正しい栄養と、整ったOSから生まれる「生命力」そのものでした。

 

僕がどうやってこの「折れない自分」のインフラを築いたのか。 

 

そのヒントは、僕が毎日読んでいる「ある場所」にすべて隠されていました。

 

他人の不機嫌に振り回されない「個」の確立。その方法はこちら

 


【次回予告】

 

僕がこうして変化を発信していると、よくこんな質問が届きます。 

「TOEIC900点以上持っているのに、なぜそこまで絶望していたんですか?」 

次回、「なぜTOEIC900点台の人ほど、この事実に愕然とするのか」

 ハイスペックな人ほど陥る、スキルの罠についてお話しします。