モラトリアムとは、生成AIによると


大人になることへの猶予や、社会の一員になるまでの準備期間


らしい。


よく大学生活なんかに使われる言葉だと思うけど、育休も仕事から離れていると考えるとモラトリアムと言って良いのかなと思う。


学生時代のモラトリアムと大きく違うのは、当時より年老いていること、そして自分だけでなく家族の責任を負っている立場であること。

呑気に自分のことだけを考えていれば良かった10〜20代の若者ではなく、今や妻子持ちの30過ぎたおじさんなのだ。


この期間に何をするべきか、というのを育休から3ヶ月が経過しようとしている今ですらまだ模索している。リスキリングという言葉も流行っているし。育児家事を最優先するのは前提として。


学生の時は良くも悪くも先が見えていなくて、自分の夢や願望の赴くままに手当たり次第行動するだけでもなんとかなった。

今は会社という戻るところがある、立場や年齢からできることもある程度限られてくるという条件付きモラトリアムであり、年取って少し賢くなった分、変に未来への不安なんかも抱いていたりする。それがストレスだったりする。モラトリアムと聞くと時間ばかりあって楽そうに思えるけど良いことばかりではないね。


どうやってストレスと折り合いをつけるべきか数日悩んでいたけど、現状分析をして自分のことをよく知り、自己肯定感を高め未来への解像度を上げるという単純なことが効果的かなと思う。


フレームワークというほどしっかりしたものじゃないけど

- 育休が終わった後に自分はどうなりたい?

- そもそも自分の強みや弱みってなんだっけ?

- その中で育休中にスキルアップできることはある?

- それは即効性のあるものか長期的にメリットのあるもの?どっちを求めている?

- 結局育休中に時間を割いてまでやること?

こんな感じで考えていくと今やるべきこと/やらなくて良いことがだいぶスッキリしてきた。


育休中に何かやらなければという焦りから行動すると目先の成果を追い求めがちだと思う。資格だったり目に見えてやった感が出るもの。

でもそれってさっきのフローで考えると実は優先度低かったりする。その場しのぎでしかない可能性もある。


特に長期の育休だと時間はあるから手当たり次第何かに挑戦することは簡単だけど、ちゃんと目的を明確にして有意義なことをやりたい。30代の1年は決して長くない。

10ヶ月の育休も残り7ヶ月半になってる。ジャイアントステップは望まないのでベイビーステップで残りの7ヶ月半で子どもたちと一緒に成長したいです。

目標は15年後に自分含め家族みんなが元気でいること。



おやじ。