こんばんは。本日も英検1級の勉強の中で、覚えづらいと感じた単語を深めていきたいと思います。本日の単語はpariahです。使用している単語帳、the Japan Times『単熟語EX 第2版』を何周もしていますが、その中でなかなか覚えられない単語のひとつです。


まずは単語帳に載っている意味から


pariah [名]のけ者、嫌われ者


とあります。次に別の辞書でこの単語の意味を調べてみました。すると


1. のけ者、嫌われ者(outcast)

2. (古)(インドなどの)下層民、パリア

三省堂「The Wisdom Dictionary 第4版」より


と新たに2の意味が出てきました。さらに語源を調べてみます。


1610s, "member of a low caste in southern India, shunned as unclean," from Portuguese paria or directly from Tamil (Dravidian) paraiyar, plural of paraiyan "drummer" (at festivals, the hereditary duty of members of the largest of the lower castes of southern India), from parai "large festival drum." Applied by Hindus and Europeans to any members of low Hindu castes and even to outcastes. Extended meaning "social outcast" is attested by 1819. (etymolineより)


キーワードとして

ドラマー、南インド、下層カーストなど出てきています。


ここからpariahとインドのカースト制度について詳しく知るためにChat GPTにこれらを聞いてみました。

以下Chat GPTの内容(抜粋)



こんばんは。英検1級の単語を学習中、pariahという単語を学びました。意味を調べてみるとインドのカースト制度に関係していることばと出てきたのですが、pariahとカースト制度について詳しく教えてくだい


Chat GPT こんばんは。ご質問ありがとうございます。

       英検1級にも頻出の語彙 pariah と、インドの カースト制度 の関係について、詳しくご説明します。

  「pariah」の語源とカースト制度との関係

✅ 語源(エタイモロジー):

  • pariah は、南インドのタミル語に由来
  • 元の言葉は “paraiyar”(パライヤル)で、これは「太鼓を叩く人々(parai = 太鼓)」という意味だった

✅ カースト制度との関係:

  • インドの伝統的なカースト制度では、人々は生まれによって社会的地位が決まる階級制度の中に位置づけられてきた
  • 「パライヤ(paraiyar)」は、カースト制度の最下層、または外(不可触民)に分類され、社会的に差別されてきた集団
  • 彼らは宗教的・社会的な理由で「穢れている(untouchable)」とされ、村の外れに住まされ、他のカーストと関わることを禁止されることも。

このような背景から、pariah は英語で「社会から追放された存在」「軽蔑の対象」といった意味に発展しました。


  現代社会における用法


  • 現在、英語で “pariah” を使うときには、個人、国家、組織などが社会から排除されるような場面で使われる

  注意点:差別的な背景

  • この単語は語源的に差別的背景を持っているため、文脈に応じた慎重な使用が求められる
  • 特に宗教や人種に関するトピックで不用意に使うと、不適切とみなされる可能性もある



ありがとうございます。pariahがカースト制の最下層ということですが、その他どのようなランクがあるのですか?


  「pariah(不可触民)」はどこ?

❌ ヴァルナの外にいる人々

  • パライヤ(Paraiyar)やダリット(Dalit)は、上記4つのヴァルナには属さず、「アウトカースト(Outcaste)」「アチュート(Achuta)=不可触民(Untouchables)」と呼ばれてきた
        【カースト制度の階層】
      1. Brahmin (司祭) ← 最上位
      2. Kshatriya (武士・王族)
      3. Vaishya (商人・農民)
      4. Shudra (労働者) ← 最下層(ヴァルナ内)
      ----------------------------
      5. Dalit / Pariah(不可触民)← ヴァルナの外、最も差別される層




ありがとうございます。カースト制度はいつ頃からどのような経緯で始まったのでしょうか?歴史について教えてくれますか?

  起源:ヴェーダ時代(約3000年前)


時代背景:

カースト制度の原型は、紀元前1500年ごろ〜ヴェーダ時代(Vedic Period)に始まったとされている

この時代、中央アジアからインドに侵入してきたアーリア人が、先住民(ドラヴィダ系)と接触したことが背景にある


  最古の記述:「リグ・ヴェーダ」(Rig Veda)


  • インド最古の宗教文献『リグ・ヴェーダ』の中に、「プルシャ・スークタ(Purusha Sukta)」という賛歌がある
  • この中で、人間社会は宇宙の神的存在「プルシャ(宇宙の巨人)」の体から生まれたとされ、これがヴァルナ(四つの身分)の神話的起源とされている


  制度化の進展(紀元前500年〜)


    ・ 紀元前500年ごろ〜古代インド(マウリヤ朝など)では、カースト制度は宗教的・社会的により強固な制度へと発展

この時期に成立した「マヌ法典(Manusmriti)」は、カーストごとの職業や結婚、食事、罰則などを細かく規定し、社会規範として制度を固定化した

  中世インド(ヒンドゥー王朝〜イスラム統治)


  • 中世インド(8世紀〜15世紀)には、イスラム勢力の支配もありましたが、ヒンドゥー教徒の間ではカースト制度が維持される
  • 多くの職業集団が細分化され、地域ごとに「ジャーティ(Jāti)」というさらに複雑な制度が生まれる


  イギリス植民地時代(18〜20世紀)


  • イギリスはインドを統治する際、統治の効率化のためにカースト制度を利用・分類
  • 19世紀にはカーストを戸籍で登録し、制度として固定化
  • この結果、制度はさらに硬直化し、「不可触民(untouchables)」などの差別も強化されることになる


  近代・現代インド(独立後)


独立とカースト差別の禁止:

  • 1947年:インド独立
  • 1950年:インド憲法制定
     → 憲法第15条で、カーストに基づく差別は禁止される

リットの保護政策:

  • 旧「不可触民」の人々(現在は ダリット(Dalit)と呼ばれます)に対しては、
    • 教育・雇用での優先枠(クォータ制)
    • 経済的支援、政治的代表
      などの差別是正措置が取られている

ということで今回は、英検1級の単語帳に出てきたpariahを深く学んでみました。こうして深くまで調べてみると、単語帳に載っていることだけでは知ることのできなかったその国の歴史や文化に至ることろまで学ぶことができ、その言葉の意味を深く理解することができたと感じています。言葉を知るというのはこういうことなのだなと改めて実感することができました。引き続きまた勉強を続けていきたいと思います。