昨日はこのページで紹介されている、ap companyの大久保伸隆さんのお話を伺ってきました。

“ 答えを教えない ” 飲食店 。-GozoLop-


講演では、奇跡のりんごの木村秋則さんの言葉を引用して、人材育成について以下のようにおっしゃっていました。


人もリンゴも、誰かが「育てる」ものじゃない。

人もリンゴも、その人自身の育ちを、周りはお手伝いするだけ。



育ちには、成功体験のような太陽も必要な一方で。

雨風、時に嵐だって必要。

そんな試練や、失敗体験を自らして学んでいくような、やる気に火をつける機会、体験を、環境を整え過ぎて奪ってしまうことのないように。

自社では、出来ているかな~~?と、めちゃめちゃ凹ませられる講演内容でした。


内容に関しては、詳しくメモを取っていないので、m@さんの報告を待ちます◎



昨日FBに書きましたが、基本、セミナーでは原資のもとを取るべく!ココイチの質問をぶつけるために、めっちゃ脳みそ動かしてこれだー!という質問を考えるようにしています。


が。


昨日はこれまでのセミナージプシー人生で初めて、浮かんだココイチ質問が二度もポシャった珍しい日でした。



1つめ。
火がつくまでの、メンバーのモチベーションをあげるには?

情熱の火がついちゃえば、あとは勝手に自分たちで燃えてくれる。
火がつくまでのメンバーと付き合い、高めていくのが一番難しい気がするけど、どうしてるのかなー?

・・・はー、くだらない。雷
(イチオシの質問だったくせに)

大久保さんの話を続けて聞いていて思ったのは。

自分が情熱をもって最後まで伝えきれてないから、火がつかないだけ。

そしてせっかく種火がついても、その燃焼を発揮できる場所を用意できていない。


それが自分の課題だなぁ。



2つめ。
パートタイマーのモチベ―ションアップにどのように取り組んでいるか?

正社員は、一緒に過ごす時間数が多いこともあり、熱が伝導しやすく、また本気で取り組むことが金銭や立場的な評価にも直結するので、火がつきやすい気がする。
時間の制約があったり、業務以外でなかなか時間を共有できていない人たちと価値観を共有するのって、より難しいよなぁ。。。という思い。

・・・なんつーか、センスないなー雨

パートと正社員はちがう。難しいというマインドが自分のなかにあるだけだった。

わけて考えて、火が付きにくいと思っているのが向こうにも伝わってるんだろうなぁ、きっと。


そして本当は、夢中でやれる、本気でやれる、とことんのめりこめる、「本業」と言える仕事にしていきたいなぁとも思う。

今は、ダブルワークを推奨して、労働環境的には、ここにアツくなっても、そのアツさを発揮できる場所はないの・・・ごめんね!って言ってるようなもんだもんなぁ。。。

それでも力を発揮して、いろんな提案をしてくれるスタッフがいることは、もんのすごく恵まれてることだと思う。

しっかり仕事でお返ししていかないと!!



大久保寛司さんが、またも嬉しそうに話してくれたけど、「若い人が輝いているのはある意味当たり前。ap companyがすごいのは、中高年も輝いていること」。

若いからキラキラ。じゃなくて、年を取ってからも、人間の内面にあるものがきちんと発揮されて、流れが滞ることなく、やりがいを超えた生きがいを感じて、キラキラ輝ける社員。増やしたいな~キラキラ


ap companyを選ぶ人は、どうやら「元・サザエさんシンドローム」状態だった人も多いみたいだったけど(ちょっとした流行語みたいになってたw)

寛司さんいわく、「サザエさんを見て気持ちが落ち込んでしまうのは、自分という人間の本質的な部分を、仕事を通して表出できていないから」なんだそうだ。

ap companyの自慢を、これでもかとお話される皆さんの姿を見ていると、ここにきて、サザエさんシンドロームという難しい病気が治ってしまったことも、素直に合点がいく。

自社でも、こんな風に社員に輝いてほしい。



最初に、イチバン!と思ったことが、話を聴いて色褪せ、また浮かんだイチオシ!が、話を聴きながら。自分と対話しながら。の問答の中でまた意味を失って消えていく。ってのは、結構すごいことだなぁと思う。

それは、価値観がめまぐるしく変化をしている証拠なのかもしれないから。


いい会社の理念経営塾は、全5回。


次回のお話も楽しみです音譜

また凹みに行くぞー!!