皆さんにとって、「名刺」とはどんな存在ですか?
年末に近付き、年賀状を書きながら、いただいた名刺の整理をされる方も多いかと思います。
これまでのあたしは。
名刺の機能は、インパクト!だと思っていました。
お渡しした時に「なんだこれは!」って、ちょっとびっくりしちゃうような、少しの違和感。
ビビっとくるメッセージ。
いわゆる、「ささる」名刺ってやつ?
もちろん、今でもインパクトは大事って思ってるけど。
昔思ってたインパクトは、なんていうか、「その場」で与えるインパクトだったんだと、思うんですよね。
そんな価値観を、一変してくれる「名刺」と出逢ったのは、ちょうど去年の今頃のことでした。
大好きな社長さん。尊敬する先生。
ロールモデルとしたい人たちが、揃ってもっていた、ある会社さんのつくった名刺。
その手触りと、あたたかみに、大きなインパクトと、驚きを感じたことを、今でも覚えています
その時もらったインパクトとサプライズ感を、あたしがこれから出逢う大切な人達にもプレゼントしたいと思い。
今回、同じ会社さんに名刺作成をお願いしました。
北海道札幌市にある、社長1人、社員8人の小さな名刺印刷会社『日新堂印刷』さん。
ペットボトル再生材や、自然素材を用いた「エコ名刺」を作っている会社さんです。
選んだ素材によっては、一人に出逢って一枚名刺を渡すごとに、自然保護を応援する募金までできちゃうものもあります。
名刺を通して、きれいな地球環境と、豊かな心の輪を、次世代を担う子どもたちに残していこうという考えをもっていらっしゃる会社さんです。
届いて、包装を開けるだけで、自分が感動出来ちゃう名刺。
あたしにとっては初めての体験でした。
製品には、こんなお礼文が同封されてきます。
この度は数ある名刺印刷会社の中から
弊社をお選びいただきまして誠にありがとうございます。
この出会いに心より感謝申し上げます。
「一枚の名刺から始まるエコ活動」を合言葉に
「名刺=人とのつながり」を通して
一人でも多くの方と
環境への意識が高まる社会を
共に歩んで行けたら幸せです。
~名刺であなたを幸せにそして世界を幸せに~
感謝
こういう、ひとつひとつの心配りが本当に素敵。
受け取るお客さまの笑顔を想像して、ワクワクしながら働かれている証拠かな。と思いました。
この名刺は、「捨てがたい」名刺だと思います。
記憶に残る、感動の名刺。
デザイン性や斬新さもさることながら。
なんていうか、作り手のもつ温かみが、製品からにじみ出ているというか。
この名刺で自己紹介ができると思うと、自分もワクワクするし。
相手がどんな反応をみせるかって、想像するだけで楽しい気持ちになる。
さらに、この会社さんのことを「いいんだよ!」って紹介できることの喜びを感じる。
すごい名刺だと思います。
もう一回聞きます。
あなたにとって、名刺とはどんな存在ですか?
日新堂印刷さんの名刺と出逢って、あたしにとって「名刺」とは・・・
これから出逢う大切な人たちに、感動をお届けするギフト
自分と相手。だけじゃなく。もっともっとたくさんの人との「つながり」をもたらしてくれる魔法のアイテム
になりました
名刺交換って。
ただ、渡す。受け取る。っていう事務的な「作業」なんかでは全然なくて。
感動のわかち合いなんだと思いました。
皆さまにお渡しできる日が、楽しみです!