「ほんとにたのしかったね」
「ジャワ族とかダース・ベイダーとかいたね」
年長さんの娘は
コロナ禍で保育園休園となり
ずーっと家で過ごしていたので
私の『スター・ウォーズ』全シリーズ見直しにも付き合い
すっかりカイロ・レン=アダム・ドライバー好きに。
そんな彼女が
フィルムスコア・フィルハーモニック・オーケストラ
「GALACTIC SPECTACULAR 〜A NEW HOPE」
コンサートを初めて会場で体験しました。
そう、フィルフィル、コンサートスタート時から
代表の戸田信子さんに誘われて
司会をさせてもらっているから
楽団の練習時のMC合わせの際は
ベビーカーで連れて行ったり
シングルマザーの時もあったから
袖で寝かしつけてリハに参加していたこともありました。
家中に『スター・ウォーズ』があるから
彼女はキャラクターを先に覚えてしまったけれど
5歳の終わりに、初めて全シリーズをちゃんと見せたら
曲をすぐ覚えて、よく口ずさむようになりました。
私が『スター・ウォーズ』を初めて見たのは
実は映画館で観た『帝国の逆襲』。
10歳の私は大興奮して家に帰り
その後、ノベライズ本や沢山のグッズを集めました。
ただ悔しかったのは、
『新たなる希望』を映画館で観られなかったこと。
だから12歳の時、テレビ初放送と知って姉に頼んで
二人のお年玉を足して録画用の中古のBETAデッキを買ったものの
知恵熱か高熱かで寝込みながらTVで観たのです。
ストーリーはすでに知っていても感動しちゃって
布団の中で意識朦朧としながら最後まで観ていたあの頃。
その体験が人生を変え、高卒で趣味が映画一色の私が
23歳から映画解説や映画MCの仕事をするようになったのだから
70年代、80年代の洋画邦画は私にとって神なのですよね。
このR2-D2衣装は
2002年『クローンの攻撃』でジョージ・ルーカス来日時に
当時、映画解説していたTBSのテレビ番組「ワンダフル」で
インタビュー出来ると知って
知り合いのスタイリストさんにオーダーして作ってもらったもの。
『スター・ウォーズ』好きが広まり
その後も色んなイベントで着ることが出来
今やボロボロで洋服箪笥の奥に。
話はそれましたが
昨日のフィルフィルコンサートは
沢山の人の愛が詰まってコロナ禍に立ち向かう
音色の力を感じるステージでした。
皆が嬉しそうで
私も嬉しくて
以前から知り合いのカンティーナジャパンさんが
衣装を作ってくれたり
コスプレイヤーさん達が人数制限あるサントリーホールでも
素晴らしいパフォーマンスをしてくれたり
フィルフィルのメンバーの奏でる曲すべてが
「スター・ウォーズも音楽も愛してます」と言っているみたいで。
それが小さな子供の心にもちゃーんと届いて
家に帰ると
ライトセーバーをまた掴んでいた夜でした。
次は8/15、皆の素晴らしいパフォーマンスの妨げにならないよう
寄り添ってステージに立ちたいと思います。