伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba-2012102700420000.jpg

自転車でお散歩したり、電車に乗って下町に行ってみたり

そんな今日の1日です。


お休みが続いてうっかり忘れないうちに書き留めておこうと

今日は、胸をいぬかれた11/24公開の新作邦画をここに綴ります。


『ミロクローゼ』


山田孝之くんが三役をひとりで演じたポップアートと音楽と

ミックスして「こんな純愛のかたち」を三つのシチュエーションで

見せていく『オー・マイキー!』の石橋義正監督の

ビビットなセンスが光る映画でした。


ただ、ただ、なにもかも好きな映画でした。


絵本を読んでるような可愛くてシュールな話しかと思いきや

ポップでサイケなダンスも詰まったブラックな笑いの物語に。


かと思えば、時代劇仕立ての中に、さらわれた愛する人を

探し続け、カッコイイチャンバラありの純愛に胸が熱くなったり。


でも、三者三様の男たちに統一しているのは

愛する人に一生懸命、愛を手に入れるために、どんなことも!


ひたすら愛の為にアウトローなかっこよさなのでした。


男たるもの、相手の反応を待っていないで、行動するのみ。


そんな監督の声が聞こえてきそうな

女の理想の男性像が詰まった

かっこよすぎて好き過ぎる映画でありますの。