映画に満足すると満開の笑顔が出るわけで。
どんなに凹むことがあっても凹みが和らぐとこなんてゲンキンなんだよなぁ。
今日のスポーツニッポンの連載コラム「さとりのオススメっDVD」で紹介してるのが新作『アラトリステ』で12/1に来日する予定のヴィゴ・モーテンセンさんの『イースタン・プロミス』!
第80回アカデミー賞主演男優賞にヴィゴがノミネートされた作品で沢山の賞を取ってる鬼才クローネンバーグ監督の映画
この映画のヴィゴってエド・ハリスみたいな風貌で、まるで別人
ロシアンマフィアの闇を描いてて、残虐さの中で、人間の闇と光、もろさを描いていて『ゴッドファーザー』に遠いようで近い匂いがする気がした。
ひとりひとりのキャラクターが丁寧に描かれた人間ドラマとしても見事でした。
だからオススメ!
親日家ヴィゴさんに会うのは『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の司会以来。
あの映画は暴力と愛、嘘と真実を、人間の二面性と性描写でも描いていて好きだった。
『イースタン・プロミス』も『ヒストリー・オブ・バイオレンス』も正義と悪が根底にあって表と裏がある。
愛する人が噓をついていたら……?
自分の知らない裏側があったら……?
愛のための噓ならね、まだ精神的にも苦痛は減るだろうけれど、やっぱり辛くない?