◆マフィアの日
1282年のこの日、マフィアの名前の由来となったとされる「シチリアの晩鐘事件」が起こりました。
この事件の概要は、当時のシチリア島はフランスの支配下にあり、この日は復活祭の翌日の月曜日で、晩祷の為に教会の前に市民が集まっていたところにフランス兵の一団がやってきて、その土地の女性に手を出そうとしたのでその女性の夫はいきなりその兵士を刺し、その場に居合わせた他の市民も襲いかかって兵士の一団を全員殺してしまいました。
そのとき晩祷を告げる晩鐘が鳴ったことから、「シチリアの晩鐘事件」と呼ばれており、この反乱の合言葉「Morte alla Francia Italia anela」(全てのフランス人に死を、これはイタリアの叫び)の各単語の頭文字を並べると「mafia」となり、これがマフィアの名前の由来であるとされています。