ここ、2,3か月前から、
どうもうんこの調子がおかしい。
そう、うんこが細いのだ。
で、出し切れてない残便感があり、
腹も痛い。
ひょっとして・・・と思い、
大腸がんの自覚症状を調べてみたら、
あらあらびっくり。9割がたあてはまるじゃないのよ。
やばいわ・・・・。
これはもう居ても立っても居られない、
仕事休んで内科に駆け込み、
「うんこ細くて残便感があって倦怠感があって
白血球増えてて、血も混じってる」と
あることないこと医者に伝えたら医者が神妙な顔して
「それはすぐに調べた方がいいです・・・。」と言ってきたため、
まんまと大腸検査にこぎつける。
仕事2日連続休んだけど。
検査前日、人間死んだらどこに行くんだろう。
私の人生ってなんだったんだろう。
などと、非常に不安定で全く眠れない。
おまけに医者が
「胃カメラよりちょっと辛いですけど頑張りましょう」などとぬかすもんだから
検査への恐怖もあり、ますます眠れない。
で、眠れぬまま迎えた検査当日。
朝7時30分に吐き気止めを飲み、
8時から処方してもらってた液状の2リットルの下剤を
2時間かけて飲むわけだが、
これがまたこの下剤がクソまずい。
匂いはスポーツドリンクのような感じで
あぁこりゃ楽勝だわ。なんてほくそえんでたけど、
飲んだらねっとりとまとわりつく妙な味。
母親から液状の下剤を飲んだら
うんこが止まらなくなるから気を付けなさい。と言われており、
かなり気を付けながら飲んだのだが、
500ml飲んだところで全く便意無し。
あれ?と思い、飲み進めるも、
1リットル飲んだ時点で何となく最初のうんこを出したのだが、
これも止まらないというほどでもなく、
なぜかオナラばかりがアホみたいに出る。
これは下剤、効かないかもしれない・・・。とほんのり不安になってきたところで
これまた何となく便意をもよおしトイレへ行くと、
出るわ出るわ滝のごとし。
けど、思ったよりお腹も痛くないし、下剤ってもっとお腹にくるもんだと思ってたから
トイレから母親に電話する。
そしたら「お腹は痛くならない、ただ便が出るだけ」などというもんだから
なんだ・・・下剤はちゃんと効いてたのか・・・。と一安心し、
検査までの4時間で7回ほどトイレに行き、
うんこというより、もう透明の水しか出なくなったところで
タクシーに乗って(鎮静剤打つため、車の運転が出来ない)で病院へ。
内視鏡検査室で待っている間、
これまたすげぇ不安な気持ちが押し寄せてくる。
胃カメラよりも辛いってどんだけだよ・・。こえぇよ・・・。と
泣きそうになりながら座っていると
看護師がにこやかに「佐藤さ~ん、じゃあ行きましょうか~」と
検査着を手渡され、着替えると、
ズボンのケツの部分に大きな穴があいているではないか。
なるほどよくできてるなぁと感心しながら順番を待つと、
ほどなくして看護師に呼ばれる。
検査部屋に通されたのだが、
検査をしてくれる医者が外国人・・・・。
インド人のような名前の医者が担当することに・・・。
差別ではないのだが、ここでかなり不安になり、
本当に大丈夫なのだろうか、いきなりインド語で話しかけて来たらどうしよう・・・。
意思の疎通はとれるだろうか・・・。と思っている間に、
看護師が鎮静剤を注射するという。
左腕に針を刺されたのだが、血管に針を入れられなかったらしく
皮膚の中で血管をぐりぐりと探される。
「いたいですよねぇ~」なんてのんきに言われ少々ムカついたところで
例のインド人(憶測)の医者が「オーサトウサーン、血管細ホソイノー?」と
腕を触ってきた。
で、「手首カラハリイレマース」と看護師から針をぶんどり、
いきなりぶっ刺す。
見事に血管に針が入ってる。すげぇなマハラジャやるじゃん!!!
ここまでの所要時間が5秒くらいだったため、あっけにとられてると
「ダイジョブヨーサトウサン、ラッキーネ、ボク、上手ヨー」と
内視鏡を準備し始める。
注射失敗した看護師が「腸の壁に当たると少しつっぱりますが、頑張りましょうね」などというから
また恐怖。
ぐいぐいとカメラが尻からねじ込まれるが、
このマハラジャ、相当腕がいいのか、
マジであんまり痛くない。
時々ぐりぐりーと腸が突っ張る感じがするが、特に痛いというわけでもない。
「ココカラ小腸デース!戻リナガラ撮影シマース」と言いながら
撮影をしていくのだが
「サトウサーン、トテモ、大キナポリープアルネー」と言ってきた。
モニターを見たら、3cmほどの巨大なポリープが・・・・。
これか!!!こいつが腸壁を狭くしたからうんこが細かったのか!!!と、
思わずにはいられない。
「あのー・・・このポリープ、悪性ですかね・・・」と恐る恐る尋ねると
マハラジャが「ミタ感ジ、大丈夫ダトオモウネーデモ手術シテトルヨー」と
これまたとんでもないことを言ってきた。
良性か悪性かを調べるため、組織を切り取り、生検へまわすとのこと。
あと、小さいポリープも見つかったがこれは放置で良いらしい。
手術で取る・・・。という言葉が頭をよぎり、ますます不安は最高ボルテージに。
「ハイ、オワッタヨー、アトハ内科ノ先生カラ説明ウケテネー」と
マハラジャがカメラを尻から取り出した。
「ハイオワッタヨー」とマハラジャが笑顔で言う。
お礼を言い、服を着替え、検査のファイルを看護師から受け取る際、
「あのー・・・大きなポリープがあったんですけど、
生検出して、悪性だったら癌ってことですよね・・・」と聞くと、
看護師がみるみる曇った顔になり、
「まぁ・・・癌細胞も色々あるから・・・」と言ったきり無言になる。
もうこの時点ですでに泣きそう。
逃げるように内視鏡検査室を後にし、
内科の受付へ。
内科の医者が
「かなり大きなポリープですね~これ、切った方がいいですね~
生検の検査が15日に出るので、その日に消化器内科で検査結果と
手術の日程を相談してください。」と言われる。
「あの・・・がんですかね・・・?」と尋ねると、
「見た感じは大丈夫そうですけど、生検の結果次第ですから。
悪性だとしてもこのくらいなら大丈夫だと思いますよ~
それに僕、専門は腎臓なんで。」と突き返され
半泣きになりながら病院を後にする。
運命の結果は15日の午後に言い渡される!!!
あー・・・がんだったらどうしよう。
かなり不安。
滅茶苦茶不安。
超不安。
まーでもなるようにしかならんわな。
人間死ぬときゃ死ぬし。
と、思いながら、小心者の私は
今日も眠れない夜を過ごしそうです。照