滑稽さえも味方につけて

かこっこいい


見繕ったり

誰かの真似をしたり

そうゆうことじゃなくて

本当の自分のままで

そのままの姿でいるから

ただそれだけのことをやってる人って

そんなには多くない


だから

心に響くし

だから

涙が流れてくるほどに

心の奥深い場所にまで

届いてしまう










そこは観光地で

とても日本庭園がきれいで

それが売りのそんな場所で

とても綺麗な池と

小さな木の橋や

小さな滝があって


私はこの場所で

あなたと綺麗な空気な中で

きれいだねと

感動に似たものと

安らぎみたいなものと一緒に

共感とやらが

できると思ってたのに


私が思ってたそれとは

全く違ったあなたの反応に

がっかりとした


まるでどこかの

空気の悪い地下鉄や

なんてことない幹線道路脇の歩道を

歩いてるの同じみたいに

あなたはそこに存在していて


なんなら私は

その無の反応に

びっくりしたくらいだった


確かにあの時は

別の目的があって

その場所は時間潰し的な要素を含みながら

だったから

そうなってもわかる気もするのだけれど


思ったのと違い過ぎて

私は

随分とがっかりした


一人で浸って

一人できれいな池やら

そこの独特の空気感を感じた


淋しいなと思うと同時に

いつものことだなと思う


こんなことはしょっちゅう

日常茶飯なのだから


そこへ行くまでに

何度も、何度も、SNSで見直して

チェックして

予習したのだけれど


予想と現実は違う


期待はいつだって失望に変わってしまう


それでも

それでも


私はあの場所へ

あなたと行けたことを嬉しく思うし

楽しい瞬間だって

たくさんとあった


思ってたのと違うことに失望して

体力と精神力を使ってしまって

私は今回の旅行はすっかり疲れてしまった


準備のしすぎもいかがなものかと

学びになった


旅行の一片を切り取っても

色んな感情があるけれど

感謝だけは忘れないでおきたい


コレに懲りず

学びとして

次にいかせたらいいなと思う


あなたにとっての喜びを

あなたにとっての幸せを


ここにきてまだまだ

私は大切にできていないのかもしれないと


心に刻むそんな時間だった

のかもしれない