今日は、ライブドア・ショックについて、ちょっと簡単に書いてみたいと思います
。
たくさんのスキームが絡みあっているのですが、
一番わかりやすいマネーライフ問題について。
いちおう会計学を勉強してはいるので、会計学の観点から・・・・
堀江さんが、捕まってから、最近はいろいろな雑誌でその手口が書かれていますが、
一言でいうと、
「すごい!!!
」
です。
一言でいうと、
あまり価値のない会社を買収して(マネーライフなど)、
期待値を市場に流し、株価を上げて、
更に他の自分の会社(ライブドアマーケティング)と株式交換をして、
つまり、自分の手の中で右から左に株式を移動して、
さらによい情報を流して、
買収した会社の株式を売り抜けるのです。
ちなみにその株式交換のときの交換比率は、
自分の会社の系列で決めちゃうのです。
登場人物を整理すると、
①ライブドア(ライブドア本体)
②マネーライフ(企業価値はないけど高値で買収された会社)
③Linux投資事業組合(会社を買う機能を持つ会社、ライブドアの子会社)
④ライブドアマーケティング社(買収した会社をさらに買ったりして、株価を操作)
1.あんまり価値のない会社を買収
Linuxは、マネーライフを買収しました。
2.増資などをさせて会社の価値を増やす
ライブドアが買収した会社は、ほとんどが黒字転換になっているといううわさになっていたので、マネーライフの株価は期待で高くなります。
さらに、株が買えるのは、2ヶ月後とかいうこともあり、株価は急騰します。
3.ライブドアマーケティングがマネーライフを買収
ここで、子会社である、ライブドアマーケティングがマネーライフを買収します。
ここで重要なのは、この買収の方法が株式交換であるということです。
株式交換比率は、ライブドアマーケティング:マネーライフ=1:1
ライブドアマーケティングの株価は、@174000
マネーライフの買収前(1.の前)の株価@40000
4.マネーライフの株式を売り抜ける
ライブドアマーケティングは株高になったマネーライフの株式を売ります。
すると、
手元にお金がざくざくと残っているわけです。
さらに、株式交換でマネーライフ社が得たライブドアマーケティングの株式は、
海外でSPC子会社などを通して売り抜け、
この資金はバミューダなどのタックス・ヘイブンに流れているのです。
いや~~。
おもしろいスキームですね
。
感激しました。
問題は、投資事業組合が子会社だったということがバレたことが大きいですね。
その間にいろんな会社を入れていたみたいなのですが、
「管理支配基準」に触れたのでしょうか?
株式交換比率については、
いろいろな企業の評価法があるので、
押し通せないのかなあ?
とか思ったりもします。
ただ、今年の4月から、株式交換による外国企業による日本企業の買収が可能となりますので、
こういうことは増えるんじゃないのでしょうか?
特に、アメリカとかは、株価高による株式交換なんて、
得意中の得意ですから。
日本企業の未来に期待しましょう!!!