私は、「オウマー」と呼ばれる人たちの一員だと思います。
オウマーというのは、これを読む人に万一被害者の方がいたら、申し訳なく思うのですが、1995年に地下鉄サリン事件を起こした、オウム真理教の追っかけのことです。
これを聞いてヤバいと思われるかもしれませんが、私はもうかれこれ10年以上オウマーです。
私が好きな信者は、新実智光元死刑囚です。
私が高校1年のとき、たまたまNHKで、未解決事件スペシャルという番組があり、
それをたまたま見て、テレビに新実智光死刑囚が映り、「なぜ、こんなに真面目そうで優しそうな人が、社会の敵みたいに、死刑囚なんかになってるんだろう、私がこの人達を守らなきゃ」という、気持ちに、なぜかなり、
当時、勉強に終われ、孤独で、逃げ場の無かった私にとって、
1990年代なので、随分と昔ですが、
昔、私と同じように,
学歴至上主義に悩まされ、
学歴至上主義を信じて行き場の無い人々が救いを求めて、真面目に修行していたんだな、
という事実に、かなり救われました。
私も、周囲が、デートだったり、友達とショッピングに行ったりカラオケに行ったりと自由に遊んでいる中で、
それを断るよう親に言われ、
常に親の監視下の下で勉強をやらされ、
ものすごい閉塞感が漂う中、
とても息苦しく生きていました。
そんな中、オウムの人たちは、
自立を信じ、
社会に希望を持てないまま、
尊師?の麻原彰晃の下で
修行していたのだと思います。
修行と言っても、
オウムの中の修行ですので、
誰が作ったのかわからないテキストのもとだと思いますが、
同じような人が集まり、
自分の限界を超えることで,
将来への漠然とした不安のようなものからは逃避できたのではないかと思います。
人は、誰しも、尊師?のような、自分を導いてくれる人を渇望していると思います。
親を信じられない人は尚更だと思います。
私も、母親に言われ勉強を頑張って、母親の望む結果は得られたのかもしれないし、その期間は母親は鼻が高かったかもしれない。
周囲に私の成績を自慢していたと聞くので。
ですが、今、私は子育てしかしておらず、全く学歴は使っていません。
私も一人の親として、娘の人格を尊重し、学歴至上主義に騙されないよう、利用されないよう
賢く娘を育てていきたいです。
現実はそう甘くはないですが、
私の心の中で、これまでの人生とこれからの人生の良い妥協点が見つかりますように🌟