ブルータスのビーチ特集を

夏休みもないのに買いました。


「ビーチへ逃げろ!」

っていうコピーにやられました。

別に逃げたいわけでもないけど

たまにわーって広いところに行きたくなります。

よく考えたら、海水浴なんてもうずーっと行ってないけど

いつかピピ島にいきたいなぁと思いました。


海で育ったわけじゃないのに、

やっぱり海は特別な存在です。


H2で、ひかりが悩んだときに

「会いたくなるんだ、海と、比呂に」

ってゆったシーンが大好きでした。


私も突然誰かに電話して

「明日、海いこ」

ってゆってみようかなぁ





くるりの「ハイウェイ」をリピート再生してたらぬけだせなくなった。


「僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって」


「僕には旅に出る理由なんて何ひとつない」


百個くらいあるようで

実はひとつもない

理由って難しい

それって旅だけじゃなくて全てのことにあてはまる。


旅に出たい気持ちが最高潮

今日は友達に自転車をゆずってもらいました。

それから荻窪から高円寺まで自転車移動。


春、桜、そしてipodのレミオロメンが

きのう居酒屋で深夜吐いたことなんて

忘れさせてくれるくらい気持ちよくて


花粉症はちょっと辛いけど

やっぱり春がいちばんすき。

あったかい日差しはあったかい黄色。

自転車のってて爽やかで気持ちいいのなんて

春だけなんじゃないかな

夏は暑そうだし冬は寒そうだし


うきうきして高円寺を自転車で行ったり来たりしました。

これで今までよりずっとドラマに早く行けるー

スーパーでお米買えるー

月500円は痛いけど嬉しいな。

サマセット・モーム

名前がもうかっこいい


タイトルだけでもうかっこいい


それだけで満足しないで

ちゃんと読みます。

まだ序盤。

口が鉄の味がする。

血?

それとも100均の鍋がいけないのかな

人はみんな

紫の中の青、空の中の水みたいなものではないですか?


実質がないというか

はっきりと見えないというか

とにかく、とてつもなく大きなものの中に

埋まっているというか。


でも青も水もないわけじゃないというか。


竹宮惠子の『風と木の詩』


誰がなんといおいうと名作です。

まずタイトルがきれい。

生々しい内容と合わないようなこのタイトルが

この作品の肉感的な痛みを和らげて

虚構のものに近づけている。

これはひょっとしたら大きなイメージの中の

シンボリックな物語かもしれない。


「一度でいいから君の笑顔をこの手の中で見たかった。」

このセリフが一番すき。

とうとう手に入れたよi pod


音楽が大好きだったあのころを取り戻したいです。

スピッツの「スパイダー」って歌に
「だからもっと遠くまで君を奪って逃げる」
っていう歌詞があって
中学生の頃かなり好きだった。
でも今聞いてもなんかキュンとする。
まだ少女なのかな。
誰か奪ってくれないかな。
友達に言ってみたら、そんな感じのことをやっぱりみんな思うみたいでした。
でも、
どこに奪われたり、さらわれたりしたいっていうんだろ。
「where i'm calling from」
はレイモンド・カーヴァーの短編のタイトル。
日本語訳は、「僕が電話をかけている場所」。
カーヴァーのタイトルはたいてい変わってるけど、これも変わってる。
でも英語タイトルの響きがかっこいいなーと思ってて。
この話はアル中で専門の病院かなんかにいる
自堕落な主人公が妻に電話をかける話。
多分、助けを求めて。
アル中で、自分が何だかよくわからなくなって、
どこにいるのかもよくわからなくなって。(精神的な意味で。)
確かなものへとつながるもの、それが電話だったんじゃ。
彼が救われるかどうかは別として。

今思ったんだけど村上春樹のノルウェイの森のラストも
ワタナベくんが緑に電話してたような気がする。確か
「ぼくはどこでもない場所の中心から緑を呼び続けていた」(うろ覚え。)
みたいな。
かっこいーな村上春樹も。
でも酷似だ。村上春樹がカーヴァー訳してるからまぁありなのかな。

で、私もそんなふうに感じることがあるなーと。思って。

そんなかんじで
私はどこだかわからない、いろんなところから、
いろんなものをちょっとずつ
呼んでいこうと思ったのです。
つまり何でもいいから、感じたことを書くっていう。
普通のね。