もう7月になりましたから、先月の話。
日本舞踊の勉強会がありました。
ほぼ隔年で行われている門下生による発表会ですが、昨年からのコロナ騒動で延び延びになっており、ようやく規模縮小して開催できました。
おさえていたのが都のホールだったので、緊急事態宣言下の5月中は使用不可。6月は幸いにも使えるようになりまして、お客さんも呼ばず、身内だけの贅沢なおさらい会です。
いつもなら衣裳さんや床山さん、小道具さんなどもお願いして、回を重ねるごとに華やかに、本格的になっていたのですが、今回はすべてなしの素踊り。
家で各自着付け&髪をセットしてきて、そのまま交代で舞台に上がって踊るのみです。
私は念願の「供奴」を踊らせていただきました
ちょいとおバカでお下品な、お調子者キャラ。愛すべき人物とは思うけど、友達にはなりたくないな(笑)そんな奴のごきげんな踊りです。
後半の足拍子が見所で…この数ヶ月、ひたすら膝のケアに努めてお稽古いたしました。
延期になった分、長~くお稽古できたけれど、終えればまだまだ悔しさばかり
そんな中、我ながらよく頑張った!と思うのは、これです
じゃ~~ん
小道具の提灯
手作りです。上下の黒い枠は
中華せいろ(笑)
お安いのを探して、黒く塗りました。
で、厚紙を巻き付けて、成駒屋さんの紋を貼って。
ちなみに持ち手は、よく帯の折り目に挟まっている芯棒です。
本番中に分解したら・・・という恐怖がちょこ~っとありましたが、そんなこともなく、しっかり役目を果たしてくれました。
ほかのお弟子さんたちも、皆さん小道具を手作りされていて、そんな点も面白い勉強会でした。
衣裳も自前で、昔友人にいただいた、黒地に金銀格子の派手な踊り用帯が、思いがけず日の目を見ることになりました。とっておいて良かった
そして、自分で着付けをするのもいい経験になりました。
普段の着付けと、踊る時とはいろいろ注意点が違います。特に襦袢は、踊っていると袂や裾からちょこちょこ出てしまいますが、着方やちょっと留めておくことで乱れるのを防げます。
それに日常で、特に女性はまずやらないと思いますが、足をガーッと開いて腰を落とした格好でも、着物がだらしなくならないように、とか
男踊りで、動きも激しいので、着崩れも心配でしたが、まあ合格点。。。かな。
なんでも自分でやらなければいけない分、収穫も多い勉強会でした。
大規模かつ盛況な会は当分無理ですが、来年は浴衣ざらいがある予定。
また精進いたします
◆◆◆今後のライブ予定◆◆◆
コロナウィルスの感染状況により、ステージ時間が変更になる場合がございます。
お出かけの際には最新情報にご注意ください。
2021年
◆7月13日(火) 関内『よいどれ伯爵』
※時間未定 MC 3000円
Pf.藤野聡 Vo.馬淵聡子
こちらも見てね→ショコラ・プラスのホームページ