国立能楽堂の定例公演に行ってまいりました。
「演出の様々な形」シリーズで、先月も上演している演目、狂言「鐘の音」・能「橋弁慶」。
先月は、大蔵流の狂言に、観世流の能の組み合わせでした。とはいえ、私はスケジュールが合わなくて見られず。
今月は、和泉流の「鐘の音」、そして「橋弁慶」は金剛流です。
この金剛流を楽しみにしていました
5つある能の流派のうち、この金剛流だけは京都を拠点にしています。もちろん東京でも時々公演していますが、予定を合わせるのが意外と難しい。。。昨年も一年間公演情報をチェックしていましたが、自分のライブと重なっていたり、チケット完売だったり。やっと念願かなっての金剛流なのでした
「鐘の音」で主を務めた野村萬さん。今年何度か拝見いたしました。まだまだお元気です。御年89才、まもなく90才になられます。
私のお隣の席のおじさまが「もう90近いのか」「そうか、90か」「いや、すごいな 90か」とずーっとつぶやいていました。能が始まってもつぶやいてましたので、少々うるさかったのですが、、、気持ちはわかります。
そして「橋弁慶」。シテは宗家・金剛永謹さん。内容は、京都五条の橋の上で牛若丸と弁慶が出会う有名な場面ですから、わかりやすい。今回の演出では「替装束」ということで弁慶も面をつけ、「扇之型」で牛若丸が弁慶に扇を投げつける場面があります。そして金剛流は華やか 立ち回りでは能舞台が狭く見える
最後まで眠くなることもなく、引き込まれました。
来年2月にはまた金剛流の「井筒」があります。見に行けたらいいな。。。
ところでこの日、能楽堂へ行く前に日本橋に寄り、人形町の先まで行ったり来たり。蕎麦屋をさがしてうろうろ。時間が17時前でしたので、めぼしい店が準備中で…。日本橋まで再び戻ってきて、鴨せいろにありついた時の嬉しさと言ったら 鴨団子も入ってて美味しかった
ちなみに、着物だったので足元は草履。私にとって、歩くのは靴より草履が楽チンです
鴨せいろに能、どちらも満足で、なかなか幸せな一日でした
◆◆◆今後のライブ予定◆◆◆
2019年
◆ 2019年のライブ活動は終了いたしました!応援ありがとうございました。
2020年も引き続きよろしくお願いいたします
2020年
◆1月24日(金) 関内『よいどれ伯爵』 19:30~ MC 3000円
Pf.藤野聡 B.小高正志 Vo.馬淵聡子
◆2月20日(木) 銀座『シグナス』 Duo Live 19:30~ MC 2500円
Pf.藤野聡 Vo.馬淵聡子
◆3月27日(金) 関内『よいどれ伯爵』 19:30~ MC 3000円
Pf.藤野聡 B.小高正志 Vo.馬淵聡子
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