今日からGWの方も多いと思います。
今年はGW中も夏日の予報
暑くてもカラッとしているので過ごしやすいですね~!
最近では5月になれば単衣の着物が許されるようになってきました。
正式には6月9月のみに着る単衣。
雨の多い季節だし、洗える着物が重宝します。
昨日の日舞のお稽古。
まだ4月だしな…と、一度ちゃんと袷を着たのですが。
暑い~~着ただけで暑いっ
これで踊るなんて無理っ!!
と、超先取りで単衣を着ることにしました。
結果は、、、単衣でちょうど快適でした
でも着付けの先生をなさっている方は、きちんと季節を守るそう。
指導している手前、ルールを破るわけにはいかないと。
今年みたいに早くから暑いと大変ですね
もう10年以上も前ですが、1年間着物で過ごしてみたことがあります。
親戚から不要の着物をたくさんもらい、中には寸法は小さいし傷んでるけど捨てるのも惜しい…というものも多く、それならばと処分の前に徹底的に着倒すことにしたのです。
家では着物、ちょっとそこまでも着物、許されればどこへでも着物で出かけました。
そうしたら思った以上に快適で。
やはり日本の気候に合っているんですね
何を着ても暑い酷暑の日を除けば、着物はとっても過ごしやすいんですよ~
上下つながって足元までたっぷり生地がありますから冬は暖かいし、湿度の高い梅雨~夏には脇が開いているのが心地いい。袖も風が通って涼しいし。
帯はもっぱら柔らかい半幅でした。
祖母の手作りで、普段着用だったのか表に見える部分だけ黒系の洒落た生地が出るようになっている、なんちゃって半幅がとても使いやすかったのです。
着物での生活って、きっとこんなテキト~な工夫に満ちたものだったんだろうな、と数十年前までの日本暮らしぶりを身近に感じた体験でした。
ハレの日はともかく、着物で日常生活を送っていたのですから、だらけ方、着崩し方も様々だったろうと思います。
唯一の難点はお手入れ&お洗濯。
捨てるつもりの着物たちは、正絹の袷でも果敢にじゃぶじゃぶ洗ってみましたが。
干すのも場所とるし、やっぱり面倒くちゃい…
結局、手入れが追い付かず洋服生活に戻りました
洗ってちょっとヨレッとなった着物たち。
すでに愛着ありすぎて捨てられない
また着物生活してみようかな