今日テレビを見てたらティモシー・シャラメの新作映画「名もなき者」が公開されるっていうのを見て、U-Next入っているうちに見たかった映画を思い出しました。
ティモシー・シャラメ主演。
1980年代のイタリアを舞台にした、17歳の青年エリオと、彼の父親のところに助手としてやってきた、オリヴァーの物語。
同性愛をテーマにした映画で、とても評価もよさそうだったので観てみたのですが…
【以下、思い切りネタバレ注意】
私にはこの映画、合いませんでした。
以下映画の愚痴しか言ってなので、この映画が好きな人はスルーお願いします。
おもんなかった…
音楽はかなり好みだったけど、とにかく長い。なかなか進まない話に耐え切れず、開始10分で1.2倍速に…
台詞はときどき知的なこと言ってるような気がするけど、「だから何?」って感じで
それはいい、それはまだよかった
なんなんだこの不誠実な奴らは…
エリオが当てつけに女の子に手を出すところから無理だった。
しかもそのあとオリヴァーと結ばれて付き合ってるときも、同時進行で女の子とも関係を持ってるし。ええー!?
「おいおいおいおいおい…
」と思いながら見ていたら、相手のオリヴァーも実はアメリカに彼女がいて、春には結婚する予定だと!?
なんじゃーそりゃー!!!
イタリアの風景は綺麗だったですが、なぜか頻繁に出てくる生理的にグロいシーンも無理だった。
鼻血シーン、無理。
いきなり嘔吐もきつい。
おパンツを頭に…って変態仮面か。
アプリコットの汁ブシャーからのうぇぇぇぇぇぇっ…(ドン引き)なシーンは、マジでもうほんとに無理だった。
綺麗な風景と音楽はとても素敵だったのに…なんでこうなる…
エリオもオリヴァーも綺麗でカッコよかったけど…オリヴァー……屑すぎる…_| ̄|○。。
まあでもこれ、相性の問題もあるのかな。この映画の感性は、私には異次元の世界でした、ってことで。
愚痴しか言ってないので、この記事は後日消すかも。
明日は深夜食堂シーズン3で口直ししようと思います
【2025.8.5 追記】
この記事、なんでかすごく閲覧数があるんですよね…
どうも「エリオ 嘔吐 理由」で検索されてヒットする模様
私の解釈では――
BLを読んでいてたまに出てくるのが、ゲイ(同性愛者。恋愛対象が男性の男性)の人がノンケ(異性愛者。女性が好きな男性。ストレートとも言う)の男性を恋する苦しさ。
どんなにその男性が好きでも、その相手が恋する相手は女性で、自分は恋愛の対象外。
そしてゲイの人は、もしも奇跡的にその恋が成就することがあっても、二人が結婚したり子供をもつことは非常に難しい。
なので自分の恋心は棺桶まで持っていき、相手の幸せを願う……なんてのがよくあるのですが。
BLを読んでいて感じたのは、ゲイの人にとって、好きな男性がノンケで、女性と仲良くしてる姿って一番苦しくて辛いこと…のような気がします。
というわけで、あのオリヴァーが女性と踊るシーン。
狂おしいほど好きだけど、たぶん相手は絶対自分のものにはならないとあのとき確信したんじゃないかなぁ……。
吐きそうになるのもわかる。…と。私は思いました。あくまで私の解釈ですが
