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歯で開けたビールで洗え

主にコミックとか食べものとかカープとか。
毎月の「コミックまとめ」は見やすさ優先のため、作家様の敬称を略していますすみません。

 

 

昨日は「なんか面白そうなやつないかなぁ」と、ディカプリオ主演のシャッターアイランドをU-Nextで。

 

脱走した患者の捜索のため、絶海の島に建つ精神病院に派遣された連邦保安官・テディの物語。

 

なかなか面白かった。

 

【以下、ネタバレかもしれない徒然の感想】

 

第一印象はとにかく「不穏」。

映像も音楽も、不穏な空気で満ちている。

脱獄したとされる患者の行方を追うことで、次第にいろいろな事実が明るみになってゆく。

そして凄惨なジェノサイドの光景がフラッシュ映像で差し込まれていきながら、主人公は現実と幻想の境界が曖昧になってゆく――。

 

「なんかよく泣く男だなぁ」と思いながら映画を見ていたのだけど、なるほど納得の結末。

私は最後まで陰謀にはめられた男の末路として見たけれど、解釈のしかたによっては全く別の解釈もできる。

その、はっきりしないグレーな終わり方が好きでした。

真実は闇の中。

深い闇の中に静かに消えてゆく男の後ろ姿が印象的だった。

 

とことんダークで、雰囲気のある映像と相まって、見ごたえのある映画でした。

スッキリした終わり方ではないので、好みは分かれると思う!w

「なんかこう、重くてじわじわくる、ダークなやつが観たい」っていうときにおすすめです

 

あともうひとつ。

 

『はじまりのうた』(これもネタバレしてます注意)

シンガーソングライターの女性と、割とがけっぷちなことになっている音楽プロデューサーの物語。

 

これは音楽がすっごく良かった。

途中でマルーン5のヴォーカルの人(本物)が出てきてびっくりした。

 

彼と彼女の、最後の音楽のシーンが「うわぁ…」ってなった。

彼の歌う音楽で二人の別れが決定的になるのだけど、この映画は音楽そのものではなく、音楽のアレンジがこの作品のテーマになってるのかな…と。そこがとても面白いと思った。

音楽好きにおすすめです

 

 

近所の公園でも数が増えてるソウシチョウ。

「日本の侵略的外来種ワースト100」の一種。

飛び方も、めっちゃ気が強そう。