午前中に、父の居る病院へ行って来ました。
昨日の段階で、従兄弟から「多分、昏睡に近い状態で○○ちゃん(本名)が分からないかもしれない」と言われていたのですが、タイミングの妙か、それともやはり縁の強さがなせる業か、ちゃんと意識があるように見受けられました。
既に経口での栄養摂取はムリなのか、口にも鼻にもチューブが入っている痛々しい姿でしたが、こちらの呼びかけには応えて貰えたのは何よりでした。
ただ、父の姿に自分の最期の姿を重ねてしまいそうになったのは、今の自分には仕方ないのでしょうね。
今まで身内の最期に立ち会う機会がなかった私に、その身をもって教えてくれようとしているようで、改めて父の愛情を感じました。
実際に病室に居たのは30分ほどでしたが、父に何かと話しかけながら、幼い頃からの父とのアレコレを振り返る貴重な時間を過ごすこともできて、これもまた今の自分には必要な巡り合わせなんだな、と考えさせられ…。
何か、大きな波が私の周りを取り囲んでいるような不思議な気持ちになりました。
それにしても、病院によって雰囲気ってまるで違うんですね。
私は、今お世話になっているところ以外はあまり知らないので、今回知らない病院へ行ってみて違いにビックリしました。
この先どうなるか分かりませんが、私としては出来る限り今の病院にお願いしたいです。
父がお世話になっている病院にケチをつけるようですが、私はあそこには入りたくありません。
看護師さん一人当たりの担当患者数が凄く多いんです。
重篤な患者なら放置される恐怖を感じるような多さ。
父はそれでも良くしてもらっているようで、ありがたいのですが…。
本当に、病気になったときに"どの医師・どの病院・どの看護師"のお世話になるかは、ある意味「運の良し悪し」に近いものがある気がします。
そういう意味では、私はかなり幸運です。
この幸運を大切に、少しでも良い方向へ進んでいかなければいけませんね。
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