K医師は、抗がん剤の投与の際は看護婦に任せずに自分が点滴針を指しに来る。
前回、入院中に受けたときもK医師が自ら針刺ししていたが、あれは初めてだからというわけではなく、どうやらK医師のポリシーらしい。
でも、体質的に血管の見つかりにくい私には、K医師の針刺しは結構痛い。
バシバシ叩いて、ある程度目処が立てば、取りあえず針を刺してくる。
それも確実性を上げるためか、手の甲などの痛みが強い部位に…。
で、右腕で1回、右手の甲で1回、それぞれ失敗して(針を刺してからも何度か動かして血管を探していたけどだめだった。…かなり痛かった)、結局、細めの針に替えて利き手の左手の甲に刺されてしまった。
ここもちょっとヤバそうだったけど、なんとかいけそうという判断。
いつも思うけど、K医師に限らず医師が針刺しをすると、こういうところは強引だよな~。
看護婦さんは立場上かも知れないけど、相当慎重にやってくれる。
しかも慣れてるからか、たいていが医師より血管探しが上手い
病棟にいるH看護師は、もうめちゃくちゃ上手い!
…脱線
この3回目も不安の残る感じだったんだけど、もうこれ以上痛い思いはしたくなかったので(というより、もう刺せそうな血管が見当たらないので)そのまま続行してもらった。
今日の私の投与内容(所要時間5時間)
1.(1本目)生理食塩水
2.開始直後に点滴の三叉からステロイドを注入
3.開始から30分後にアレルギー止めの錠剤を5錠服用
4.(2本目)抗がん剤&生理食塩水の混合液
※使用抗がん剤 ―パクリタキセル、カルオブラチン
5.(3本目)生理食塩水
6.3本目開始時にむかつき止めを注入(2と同様に)
最後の方でやっぱり針が(血管が)怪しくなってきたけど、何とか無事に終了。
でも、左手の甲がちょっとむくんでいたので、異常を感じたらすぐに連絡するか救急外来へ来るように、と怖いことを言われた
多分大丈夫だとは思うけど、なんかヤダー。
さあ、これで明日からまた副作用とお付き合いしなくちゃ。
今度は軽いといいな~。