2017年最後のヘアカット…でもやもや | 晩酌かあさん ちょっくらドバイってまいります

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2016年より夫の赴任帯同で、2人の娘とアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで駐妻生活中。 ドバイの暮らしや観光についてブログに綴っております。なかなか晩酌できない国で奮闘中☆

おそらく今年最後のヘアカットに行ってきました。
8月…ですが、費用対効果を考えると、日本でしっかりケアしておくのがいいだろうな…と。
なにしろ私の髪は、かなり扱いにくい癖毛なのです。
今までいろいろやってみましたが、
縮毛矯正したうえで、梳いて毛量を調整しつつも、
ある程度長くして重さを保っておくのが一番…という
面倒くさい頭なので、事情をわかってくれる、技術のある美容師さんがいい。

ドバイの美容室事情はこんな感じ↓なので
できるだけ長い間行かなくて済むよう、
縮毛、カラーとトリートメントにカット、の4時間超のフルコースを受けたのでした。

とはいえ次の帰国は、それまでに何もなければ1年以上先の予定なので
どうせならばローカルのヘアサロンに入ってみるかもしれません。乞うご期待⁈(笑)

さて、私の通う美容室では、最近
タブレットで電子書籍を読ませてくれるようになったのですが
ちょうどその、ドコモの電子書籍配信サービスが
雑誌の創刊号特集をやっていましてね…
古くは1950年代の東洋経済から、00年創刊のものまで
何誌もの創刊号を閲覧できて、大興奮しました
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かわいいぞ!女性セブン

中の特集がまた面白いのです。
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この記事、おしゃれな写真構成に、しょうもない討論で面白かった(笑)

週間現代文春は、同じ1957年4月創刊なのですが
どちらも天皇陛下と美智子さまのご成婚パレード特集で
パレードがどこを通過するかこと細かに書いてあったり
プライバシーもへったくれもないくらい美智子さまの私生活に迫っていたり…。
その4年後くらいに創刊された、女性自身では
美智子さまのつくる、三食おかず二品主義の食事が紹介されていたり
この時代を経たら、皇室ファンもたくさんできるだろうな…と感心したのでした。

女性誌のモデルさんは外国人がメインで、
FrauWithなんかも外国人モデルからスタートしてました。
一方、80年代創刊のCanCamViviは日本人モデルがメインで
等身大を目指して作られたんだな、とわかります。
特集が「アフタースキーのディスコパーティ乙女のトキメキで着る服」と時代がかっていると思いきや
「源氏物語」の文字数の多い特集が数ページにわたってあったりと
興味深かったです。
男性誌は、HotDog Pressの創刊号が
海老反りができる身体の鍛え方」特集だったり
時代を感じるポロシャツ名鑑だったり。
月刊ムーの創刊号が面白いのは、言うまでもありませんね。
いやー、日本って雑誌大国だなあ

そんなふうで、古い雑誌を読み漁ったあと、
VERYの最新刊を読んでいたら、古市憲寿さんのコラムが面白かったのです。
日本は豊かなはずなのに、他者への僻み妬みが多い。
それは、やはり保育施設の整備が不十分なことをはじめ社会制度が満足なものでないからであり、
ギリギリで暮らす人々に優しくなれ、というのは酷である。
優しい社会システムを作ることから始めないといけない、という内容でした。
しごくまっとうな意見であります

クーリエ・ジャポンでは、子どもの幸福度がもっとも高いという
オランダの子育てを紹介していたのですが
秘訣はやはり、国をあげて勤務時間を短縮したこと。
オランダでは、父親が子育てするのは本当に当たり前なんだそうです。

この面では、日本も良くなってる気がするのですよね
今回の一時帰国で会った学生時代の友人も、産後6ヶ月なのですが、
9月から復職、旦那さんがバトンタッチで半年間の育休に入るのだそうです
旦那さんの育休、増えてますよね。
東京の、実家のあるあたりでは、
週末子どもを公園や児童館に連れてきているのは、
100%近くお父さんたちです。

でもなぜかしら、日本には不寛容の空気が漂ってる。
タイは、インフラはまだ日本に劣るし
タイ人の友人はワンオペ育児で疲れきっていたけれど
よその子にみんな優しい
ドバイで働くインド人やパキスタン人の多くは
子どもを国に残して働きにきているけれど
やっぱりよその子に優しい
(パキスタン人のタクシーの運転手さんに、国に残してきた娘たちの写真を見せられました。
年子の4人娘がいて、今も妊娠中の奥さんが、ひとりで家事育児してるという…。
奥さんの状況を想像するだけで、卒倒しそうですが
ドバイで働くフィリピン人なんて、多くが
子どもを実家に預けてきたシングルマザーです。
でも優しい

なぜ日本人は、他人に優しく接しないのでしょうね…
と、しばしもんもんと考えてしまったのでした。


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