夫が借りてきたDVD「ドミノ(DOMINO)」を観ました。

たぶん、私だったらこれを借りようと思わなかった。

映画が公開された当時、映画評論家の評価はイマイチだったし、

暴力的な映画は苦手・・・

しかし、めまぐるしく変わるストーリーについていけないと思う一方で

ドミノのクールで孤独な生き方がよく描かれていて、観ているうちに引き込まれていきました。


ドミノ役のキーラ・ナイトレイは「パイレーツ・オブ・カリビアン」でのエリザベスしか知らなかったけど、

ショートカットの彼女はみるからにカッコよかったし、

孤独やクールな雰囲気があっていた。

エド役の・ミッキー・ロークも久しぶりに観た感じ。

独特の雰囲気(ちょっと狂気染みた感じ)はさすが。

今回初めて知ったチョコ役のエドガー・ラミレスは今後要チェックかな。


さてお話ですが、

映画は、傷だらけになったドミノがFBI捜査官(ルーシー・リュー)に取り調べられ

質問に答えながら彼女の人生と事件を回想する・・・という設定で進んでいきます。


ドミノは名優のローレンス・ハーヴェイとロンドンで活躍するトップ・モデルとの間に生まれました。

裕福な生活とまれもった美貌。

しかし、彼女の心の中はいつも空虚感が漂い、モデルとして活躍しながらも

心は満たされず、孤独でした。


大学(高校か?)に進学した後も、ドミノの行動は徐々にエスカレートし暴力的になっていきます。

そんな中で偶然新聞で、「バウンティ・ハンター=賞金稼ぎ」の存在を知ります。


彼女はエドとチョコと共に、常に死と隣り合わせのスリリングな仕事にのめりこんでいきます。

ドミノに好意を寄せるチョコ。不器用なチョコは気持ちを伝えられず苦しみます。


ある日、彼女の存在をしったTV局のプロデューサーは、ドミノに取材を申し込みます。

仕事は順調に進み、ドミノは一躍有名になります。


そしてある日、ちょっとした手違い(勘違い)からマフィアの息子を捕獲したことにより、

大きな事件に巻き込まれていきます。


映画の後半の事件が起きてからのストーリーは、あちらこちらに場面が変わるので

私の頭ではうまく整理がつきません。

DVDにはこの映画のモデルとなったドミノ・ハーヴェイが登場しています。

彼女は、この映画が完成する前に、2005年の6月、35歳で謎の死をとげました。

ご冥福をお祈りいたします。


 (2006/7/15)

 

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さと姫のおすすめ度 ★★★★☆

(でも映画館で観るほどではない)

 

監督・・・トニー・ストック

脚本・・・リチャード・ケリー

 

キャスト

ドミノ   ・・・キーラ・ナイトレイ  、『パイレーツ・オブ・カリビアン』、『ラブ・アクチュアリー』

エド   ・・・ミッキー・ローク

チョコ  ・・・エドガー・ラミレス

TV局プロディーサー・・・クリストファー・ウォーケン

FBI捜査官・・・ルーシー・リュー


2005年 アメリカ 2時間7分

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ドミノ