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『下りたい駅で下りなさい。』って見知らぬおじさんは言ってたけど、私に下りたい駅なんてなかった。美味しいご飯が食べたいわけでも癒しの温泉に入りたいワケでもなく、ワケも分からず、ただ現実から逃げ出したくて、誰かの優しさ捜しに、気ままな旅をしたくて。でも一人逃避行で、この因果鉄道に乗り込んでしまった。旅立つ時には気付かなかった。少しの休暇と勇気と、携帯電話の電池部分の蓋みたいのが取れて無くなってた事と、無計画な自分の事態に。
小さい頃、小さな自分は、朝起きたら、違う誰かになっていたらいいな。なんて願っていた。不思議の国のアリスや不思議のアッコちゃんとは、ちょっと違う!!。
私は小さな頃から自分と違うキャラクターに人間に憧れていた。別に自分が嫌いなんじゃないけど、自分自身にも飽きるタイプだったから、自分の中で流行りを作って遊んでいた。小さい事だが、蛙の冬眠と同じポーズで寝たり、太陽にオッケーって手で合図したり、お風呂でシンクロごっこをしたり。親が嫌がるから自分でも、わざとしていたと思っていたが、未だに一人でもやってたりするので、私はこーいう遊びが好きなのだ。と開き直っています。だから?!今の職業は、合ってるのかも知れない。ある時はCA、新聞記者、教師、又ある時はヘレナ、OL・・・・本当に楽しいなぁ。自分の正体が本当に愛の戦士だったらいいのに。とか思ったりして、
・・・・因果鉄道の中で、私は本と窓から見える景色を交互に見ては、何だか懐かしい気分になっていた。
うとうとしていた。壊れたオルゴールみたいな音が何度か鳴っている。どこかの駅に着いた音だろう。あぁ、お客さんが少なくなってる。この際、めんどくさい、終着駅まで寝てよーっ。
そうして私は阿部普三さんとなぜだかお見合いする夢を見た。『あのー、日本の未来をっ』と何か言いかけて目覚めた。

今度はロックンロールが流れ出した。どうやらここが終着駅の様だ。

このの続きは又今度ね(´Д`)
おやすみなさいまし。
写真は山田優さんの真似して目アップ写真!!。案外私、目の色→茶色系(☆_☆)。