出産の経緯を
書いておこうと思います。
12月17日夜中1:00
「ポッ」っと破水したのに気づき
飛び起きる。
ペットボトルの蓋に1杯くらいの
ほんのすこしの破水。
主人を起こしてみる。
「どうする?」と聞かれ
「すこしの量なら朝まで待つ?」
など検討…
トイレに行くと
また同量くらいでる。
「おうちが遠いのでなんでも
早めに連絡を」と
言われていたので
主人が病院に電話。
わたしは一応入院の支度。
少しずつ破水してるし
助産師さんに
「どのくらいで来れますか?」と
言われすぐに行く事に。
当たり前か。
息子が体調悪かったので
預けたかったけど
夜中だったので
車に乗せて出発。
助産師さんも
「お母さん優先で
息子さんも連れて
取り敢えず来てください」と。
玄関を出る前に大量の破水。
主人に
「もうどうにもならないから
タオル敷くからそのまま乗って!」
と言われ車に乗る。
1:30前に出発
主人。爆走。
1時間の道のりを30分で走破。
息子もゆっくり走るトラックに
「赤ちゃん産まれそうだから
急いでよꕀトラックさん」と
可愛い語りかけ。
「赤ちゃん!まだだよ」
などなど…
わたしの手を握り
支えてくれました。
ひたすら大量に破水。
陣痛が来るたびに
ビチャビチャでている。
赤ちゃんが動かず不安。
暗くて出血も
確認出来ず
3分に1度の間隔なので
泣きながら
「痛いよꕀ怖いよꕀ」と喚き
息子に慰めてもらう。
病院まであと少しのところで
主人が電話してくれる。
3分おきの間隔
ずっと破水をしていて
いたがっていることを伝え
10分せずに着きますと
連絡してくれた。
2:00
夜間緊急入り口に到着
万が一の為に
大きな保育器を押した先生が
待っていてくれて
ドクターは2人。
助産師さんも2・3人。
大きな緊急処置リュックを
背負って待っていてくれた。
車椅子に乗り
陣痛室まで爆速。
モニターをつけ
赤ちゃんの元気を確認。
2:30 診察
間隔は少し遠のき
5分くらいになっていたけど
子宮口は3cmとのこと。
3:00 診察
1時間後にもう一度診察と
言われたけど30分くらいで
再診察を受けると
子宮口3.5cm
なかなか進まず…
先生から
「これでとおのくのならば
まだ33週なので
無理に出さずに
赤ちゃんが苦しくなければ
様子を見ます」と。
「こんな痛い思いしたのに
遠のくの!?
それはそれで…いや。
産んでしまいたい」
こんな思いが頭を過る。
痛みは徐々に強くなるのに
間隔がなかなか狭まらない。
5分あるとさすがに夜中だし
時間的にもウトウト…
そこに痛いのが襲ってくる。
「これ…いつまで続くんだ?
息子の時は8時間。
そうか、9時には産まれてくれるか。」
そんなことを考えながら
助産師さんにさすってもらい
一緒に息継ぎしてもらい…
そして主人が
息子を義祖父に預けられたので
陣痛室に入ってくる。
死にかけているわたしに悶絶。
背中さすって
ケツパンチしてくれる。
このケツパンチが神✦
ケツパンチなかったら
もっと辛かったかも。
主人は「こんな強くおして
大丈夫なのꕀ?」とオロオロ。
でも「大丈夫!押して!」と
怒鳴るしか出来ず。
どのくらい耐えのか…
時計を見たら5時過ぎていた。
なかなか間隔が狭まらず
主人に「こんなに痛いのに…
なんで間隔狭まらないのかなぁ」
「辛いよ…」と弱音を吐く。
そのあたりから時計を見る余裕がなくなる。
クッソ痛いのを我慢したと思ったのに
30秒もしないでまた超強い痛み。
わたしも急なこの感覚に
パニックぎみ。
ちょうどその時に助産師さんがきて
「内診しますね」と子宮口を
内診してくれました。
仰向けが痛くて痛くて
気が狂いそうだけど
助産師さんがピッチをすぐに取り
「子宮口全開です。
すぐに来てください」
とあちこちに連絡してくれた事で
少しホッとする。
そこから
助産師さんが4・5人
先生が2人
小児科のドクター
小児科の看護師さん
続々と陣痛室に入ってきて
ベッドが出産するポーズに
自動変形!!!
まさにシンカリオン(笑)
自動で分娩台になりました。
「今は力が抜こうねー」
「大きく深呼吸ー!」
「上手だよ〜!」
「はい!力入れて〜」
など言われるがままに。
わたしの酸素が足りなくなり
酸素マスクして
赤ちゃんも苦しいサイン
出たので切開。
「お母さん、下見て〜!」と言われ
「あ、また仰け反っちゃったか」と
思い下を見たら
白い幕に包まれた
割と大きな赤ちゃんがピョーン!
大きな声で泣きました

6:31 娘誕生❤︎
小児科の先生に渡され
ひたすら泣く赤ちゃん。
わたしは胎盤を出す作業へ。
息子の時は
産むよりも
胎盤出すのが痛くて
泣いて泣いて泣いて。
主人が「可哀想で見てられない」と
退席しちゃうほどでした。
でも今回はすんなり。
「胎盤出ましたよー」と言われ
逆にビックリでした。
それから縫合。
悪阻の時に担当してくれた
可愛い弟みたいな先生と
同期の仲良し先生が当直で
担当してくれた。
「痛い」「雑」「頼れない」と
病棟で散々言われてるけど
まぁ、普通でした(笑)
最後に
「綺麗に縫えたと思います!」って
自己満して退席してたから
笑えたけど。
その後ベッドで2時間休みますが
怠くて怠くてウトウト。
でも出勤してきた
ドクター達が代わる代わる
会いにきてくれて
「びっくりしたねー!」と。
「今、出勤したら…
びっくりして来ちゃった」って
ニコニコの先生。
「頑張ったね。
初期から本当頑張った。」と
労ってくれる先生。
なんか先生の顔見たら
ウルウルしちゃった。
その後の事はまたべつで
記します
