🧠AIコーディングツール、実は“逆効果”って本当!?

―開発者の生産性を19%も下げてしまうという驚きの調査―


💥「AI使えば速くなる」は勘違い!?

最近、話題になっているある調査結果。
それは…**「AIコーディングツールを使ったら、むしろ作業効率が19%も下がった」**という驚きの事実です。

「AI使えば効率アップでしょ?」「コーディング自動化、最高じゃん!」と思ってた方、多いのでは?

でもこの結果、ちゃんとした実験データに基づいてるんです。


🧪どんな調査なの?

この研究は、AIモデル評価機関の**METR(Model Evaluation & Threat Research)**が行ったもの。
以下のような条件で行われました。

項目 内容
対象 経験豊富なOSS(オープンソース)開発者16人
タスク 実際に役立つソフトウェアの修正・改善タスク(全246件)
方法 タスクごとに「AI使用あり」or「なし」でランダム割り当て

📉 結果:AI使用で19%も時間が増加!

なんと…

AIを使ったタスクの方が、平均で19%も時間がかかるという結果に!

しかも、開発者たちは「AIで速くなった」と錯覚していたことも判明。


🤖 なんで逆に遅くなるの?

主な原因はこんな感じ:

① AIコードの確認・修正が必要

AIが出力したコードは完璧じゃない。バグチェック・リファクタ・再出力の繰り返しで時間が取られる。

② 自分の得意分野なら、手書きの方が早い

熟練者にとっては、「自分で書いた方が早くて正確」なケースも多い。

③ AIを“信用しすぎる”バイアス

「AIがやってるから大丈夫」と思いこんで、見落としがちになる。


📌でもこれは“限定的な結果”!

注意すべき点もあります。

  • この実験は熟練者による自分の得意分野での開発作業に限った話。

  • 初心者や未経験の分野では、AIの補助がむしろ効率化につながるケースもあり!

つまり――

「誰にとっても」「どんな場面でも」AIが遅くなるわけじゃない!


🗣現場の声も二極化

RedditやX(旧Twitter)などでは、開発者の間でも意見は分かれています。

「AIに頼ったら返って手間だった」
「設計ミスに気づかず無限ループに…」
「でも、時間のかかる初期設計には便利だったよ!」


💡結論:AIは“道具”、正しく使うのがカギ!

この調査結果は、「AIを使えば必ず効率化する」という幻想に警鐘を鳴らしています。
とはいえ、AIをうまく使えばアイデア出し・調査・ドキュメント作成などでは強力な味方になります。

だからこそ…

「使い所を見極める」ことが、これからの開発者の腕の見せどころ!


🔗参考記事リンク