経験をいかに積むか? | 数学の偏差値50未満のあなたが3つの習慣で成績を上げ国立大学や有名私立大学に合格する方法

数学の偏差値50未満のあなたが3つの習慣で成績を上げ国立大学や有名私立大学に合格する方法

「試験で数学の問題が解けない」「数学の成績が伸び悩んでいる」「数学の勉強法が分からない」そういった悩みはありませんか?
ここのブログではその様な悩みを抱えたあなたの数学の偏差値を10上げる為に数学に対する考え方や勉強法を変えていきます。

あなたの様な受験生にとって
大学受験合格というのは
一つのゴールでもあります。

受験というのは長く苦しい戦いです。

そのゴールを達成した時の
喜びは格別なものとなるでしょう。

・・・しかし、一方で
大学というのは
あなたが、これから自分の専門を持って
勉強する為のスタートとも言えます。

そして、そのスタートは
大学受験というゴールを達成した
すぐ後にやってきます。

既に大学合格に向かって
一所懸命努力しているあなたの事だから、
それに全力を注いでいるかもしれませんが、
是非、大学合格という目標を達成した後で
自分はどういうスタートを切るのか・・・
そういう事も時々考えてみて下さい。

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こんにちは。
数学偏差値アップアドバイザー
田中聡です。

前回は経験の重要さについて
お話をしました。

さて、それでは数学の経験を積む為には
どういう風にした方が良いのでしょうか?

前回、数学は道を歩いて目的地に
辿り着く様なものだとお話をしました。

今の世の中は便利になってきているので
目的地に行くのに
スマホの地図アプリや、カーナビといった物が
ありますが、
受験の時は、問題の答えまで
ナビゲーションしてくれるツールは使えません。

自分の、そして鉛筆を動かすだけを使って
解答だけを辿り着かなくては
いけないのです。

それでは、あなたに質問です。

以下の中で、あなたにとって、
一番、その場所が把握できているのは
どれですか?

1. あなたが自分の足で歩き
道を間違えたり迷ったりしながらも
ようやく目的地にたどり着けた場所。

2. バスで旅行に行って
ガイドさんが丁寧に案内してくれた
場所。

3. 実際に地図を広げて
目的地まで行くルートを確認し
自分の指でなぞってみた場所。

これを数学に置き換えると

1. は自分で問題を解く
2. は授業や説明を聞く
3. は解答を確認する

・・・という作業に相当します。

言うまでもなく、
一番、密度が濃いのは
1. ですよね。

でも、多くの人が
数学の勉強といった時に 2. や 3.
つまり 塾で講義を受けたり先生に質問したり、
または 解答を理解するという事に
一所懸命になってしまっています。

もちろん、自分で解こうとした上で
やっぱり分からなかったという事であれば
そういった手段も必要でしょうが、
それはあくまでも補助的な手段です。

なので、まずは自分で問題を解く・・・
この勉強を徹底して下さい。

慣れないうちは、
解答をどの様に埋めていって良いか
分からないかもしれません。

いろいろ考えてみて、
時間だけが過ぎていくけど、
解答は全然埋められなかったという事も
あるかもしれません。

でも、最初はそれでいいんです。

そういっ時間は決して
あなたにとって時間にはなりません。

なので、とにかく
自分の頭で考えて問題に取り組む・・・
この時間を最低30分は必ず作って下さい。

ちなみに私が高校生の時には
一つの問題で4時間以上
解答を見ずにずっと考えていた事があります。

そして、それでも分からなかったら
解答を見る事もあるでしょう。
先生や友達に聞く事もあるでしょう。

・・・でも、絶対にそこで納得して
終わりにしない
で下さい。

納得した上で改めて
何も見ずに、白紙から自分で解答を作成していく
必ずこの作業を行なっていって下さい。

では、どんな問題を解けば良いのか?

あなたの今の目標は何かというと
大学受験に合格する事ですよね。

・・・という事は、
あなたが解くべき問題は
過去の入試問題です。

是非、大学の問題が載っている問題集、
それを一冊探して、それをやってみて下さい。

あなたには絶対に合格したい
第一志望の大学があると思いますが、
この段階では、その大学に特化した
赤本等の問題集はお勧めしないです。

なぜかというと、
そういった大学に特化した問題集というのは
その大学入試の過去問しか載っていないので、
偏りがある可能性があるんですよね。

例えば、ベクトルの問題はたくさんあるけど
三角関数の問題はほとんどない・・・とか。

なので、これから経験や問題を解く感覚を
身に付けていくというステージでは
いろいろな分野を網羅した
いろいろな大学の問題が載っている問題集を
お勧めします。

具体的な、お勧めの問題集については
また改めて、あなたにお伝えしたいと思います。