「ほっほ、ほう」と「ほほう」
なにかに「ひらめき」感じ取る
思いもよらぬ着想浮かぶ
嬉しくて、楽しくて
こ踊りして、飛び跳ねて
「ほっほ、ほう」と雄叫び上げる
『今日のつぶやき・ひとりごと』
宮沢賢治という身体(斎藤孝著)
風に身をさらし、風から吹き込まれた
「ほっほ、ほう」という言葉
今まで見たこともない、その景色
喜びや感動で心がいっぱいになり
身軽になって、飛んでる感じ
解き放たれた鳥になる
あなたの周り、身の回り
なにかいいことありそうだ
思いっ切り叫んでみよう
「ほっほ、ほう」と叫んでみよう
出来れば近くの公園で
ドタキャンされたデートの公園
やけっぱちでもいい、馬鹿野郎
叫んでみれば、そうすれば
なにか「ひらめき」野暮な奴
もてない男の遠吠えになる
方言言葉「ほほう」
「ほほう、おみゃだば、ええごと、うらやましいぜ」
ねたみ、つらみ、憂さ晴らし
相手をののしる忌み言葉
「ほほう」は落胆、あきらめ境地
捨てぜりふに違いない