「お控えなすって」と仁義を切る。 | ミ―ナに恋をして

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誰も読まない、誰も覗いてくれない、寂しくてしょうがない、甘えたい、すがりたい、泣きたくてしょうがない、でも、誰も助けてはくれない。そんなブログを書いてみよう。

手形ではなく


「手刀」を切るということ。。


人の後ろを通ればいいのだが、それほどのスペースがないそんなとき、多くの人は、「失礼します」といいながら「手刀」を切る。


これは、日本独特の習慣らしい。


人間のみならず、動物にもみなテリトリー(縄張り)意識がある。


縄張りに他人が進入してくると不快に思い警戒心を抱き、相手に攻撃を仕掛けるのが常だ。


その範囲は、相手によって異なり親しい人と、見ず知らずの人とでは緊張の度合いも違ってくることになる。


神経質にならざるを得ないことだ。




※なんとすばらしい言葉だろう。


「武士道精神の形見」のように思えてならない。


「てがたな」をきる。



作法「合掌」「柏手」より古いことかもしれない。





まめ知識 「テリトリー(縄張り)


他人の前を通ることは、


相手を侵害することとなり、


無用な軋轢をさけるため、


相手の緊張を緩めるように配慮する必要がある。



それが、西洋人の場合は、「笑顔」であり、



日本人は「手刀」を切ることとなり、


遠慮がちに振舞うことになるらしい。


その人の「心持ち」「気遣い」「優しい心根」が自ずと「手刀を切らせる」ことではないだろうか。



結局は「お控えなすって」と仁義を切ることになる。


所詮、ヤクザな気性は誰にでもあると思う。








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