新しい部署で担当することになった業務の一つが、「組織再編」です。
同時に別の担当者が「標準原価計算導入」という使命を与えられています。
その担当者は会計についての知識がほとんどないのと、組織再編を行う際の新しい部署の評価基準の一つとして標準原価計算から導きだされる数字なども取り入れて行きたいので、「標準原価計算導入」についてもサポートしています。
まあ、良く会計の知識を使います。
まさか、これほど使うのか~、というくらい使いますねぇ。。。
例えば、製造部門は今までは利益トータルで評価していたが、どのくらい注文が取れるかは営業の仕事なので、今後はコストのみで評価する。その際、操業度差異はやはり製造の責任ではないので、コスト部分の評価から製造度差異は除く、等です。
自分はこれまで、数字で表せるものが全てではなく、むしろ数字で表せないことを右脳的に考えることこそ今後は競争力構築につながっていく!と思っていましたが、最近ちょっと考え方が変わっています。
「とにかく、ロジックが語れない人が多い」
でてきたアイデアをロジックでサポートできない人がすごい多いですね。。。
ロジックの構成要素の一つが数字だと思います。
ロジックが語れない限り、でてきたアイデアって勘や経験の域をでないんですよね。ですので説得力が無い。自分の中では納得できているのでしょうが、独りよがりに過ぎないんです。
会計の知識は、ロジックを作る上で、本当に役に立ちます。
当然経営管理にも役に立ちます。
ビジネスマンであれば持っておきたい知識です。