突然の妹ちゃんからの電話

「コワイよ じいさんがとうとうやった」


いきなり こんな事言われても

意味が分からない



「何をやらかしたの? オレオレ詐欺にでも引っかかったのか?」


「違うよ おじさんとおばさんのお茶に白い粉を入れてるの見たんだよ!」


「は? 状況が分からねー 落ち着けよ」…


前から何回か俺は実家が嫌いだって

書いてるんだけど



まずは環境を説明するかな


東京にある 俺の実家

オヤジ

長男(バツ1)

次男夫婦(子供はいない)

俺の娘たち 姉ちゃん 妹ちゃん

の6人で暮らしてる


長男はBARを経営 殆ど儲けはなしで借金を作りオヤジに頼った生活

次男夫婦は アパートで暮らしていたけど10年くらい前にリストラされ 3年間無職で貯金が底をつき実家に入る

その頃から長男と次男夫婦は仲が悪くなり次男夫婦とオヤジも反りが合わず険悪

母ちゃんが亡くなってからは さらに酷い状況になっている


話しを戻そう


妹ちゃん

「夕食後にオヤジ おじさんとおばさん

姉ちゃんと私でお茶を飲もうと お茶を淹れたんだけど 近所の人が集金かなんかに来て おじさんとおばさんが席を立ってる間にじいさんがポケットから出した白い粉を2人の湯飲みに入れたんだよ」


「入れたって姉ちゃんと妹ちゃんが見てる前で?」


妹ちゃん

「そうだよ それでおじさんのお茶を少し口に入れて シンクに吐き出してた それからなにもしゃべらないまま 自分の部屋に行っちゃったから 戻ってきたおじさんとおばさんに なんか入れてから飲まない方がいいって教えたんだ」


まさか!?殺そうとしたのか?

姉ちゃんと妹ちゃんが見てる前で?


「兄貴はオヤジを問い詰めなかったの?」


妹ちゃん

「私たちが何か入れたってチクったって思って 矛先が姉ちゃんと私に向かないように 今は聞かなかったみたい」


そしたら おばさん(俺の義理の姉)が

「そういえば 昨日残ったゴハンをどんぶりに移してサランラップしておいたんだけど 朝みたら白い粉が振りかけてあって なんだろって思って 捨てて 朝 炊き直したんだよ」 


朝 1番最初にメシを食うのは仕事に行く次男 まさか本当に次男夫婦を狙ったのか?


そういえば俺がこの間 妹ちゃんを東京まで送って言った日にオヤジは俺に言った

「猫 東京に戻って来て俺と暮らしてくれないか? そうしたらこの家も土地も孫に相続するから 考えてくれ」って


「俺は群馬に家も建てたし 離れる気はないよ それに今 面倒みてくれてる次男夫婦がいるだろが 無理だよ」


まだ娘たちからも兄貴からも 連絡ないんだけど どうなってるんだろ?


東京行くようかな 


何かあったら またここに載せますね


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