学校の教室・・・





いつもどおり、退屈そうに休み時間をすごすオレ


誰に話かけることもなく、話しかけられることもなく





ガヤガヤと楽しそうなクラスの雰囲気から逃れるように


窓の外の景色を眺めている・・・





四階の高さから見える町の景色は


地べたを這いまわるようなオレの生活からは、かけ離れた美しさをもっていて


居場所を失ったオレの心を癒してくれる・・・




そんなとき





心休まる時間を一瞬でブチ壊すような


激しい地響き


教室の雰囲気は一変し、不安と恐怖につつまれる





窓の外は


パニック映画のような、凄惨な光景に変わっていた





建物をなぎ倒すように地面に走る無数の地割れ


そこから激流のごとく溢れ出す泥水


驚異的なスピードで泥水が町を飲み込んでいく





ものの4、5分でオレたちのいる四階の教室まで水位がたっする





教室は異常な空気に包まれる


周りの人間たちがどんな顔をし、どんな声を上げていたのか


全く覚えてない





とにかく上に、上の階に逃げないと


ただそれだけを考えて、オレは逃げた・・・






それから、どのくらいたっただろうか


町を恐怖で覆っていた泥水はひき、静けさが戻る




落着きをとりもどしたとたん、急にあることがきがかりになった





あ・・・そう・・だ、今日は練習があって・・・


車の中に・・・!!





一気に階段を下り


ドロドロになった校内を駆け抜ける





駐車場に出て、マイカーを睨みつける


そしてトランクをこじ開けた





中には・・・














見るも無残なマイギター・・・
















「はぁ~あ、これひどいなぁ」



!?



後ろからバンドメンバー、その他大勢がつぶやく





「ちゃんと大事なら、もっとよく管理しとけよぉ~」




・・・・・




「こりゃぁ無理だな、お前バンド、クビだな」




・・・・ぅ






・・・・う・・




















・・・う・・・そだろ・・・・・
















ハイッッ!!!




っていうね!





夢を見ました(爆)






もうねぇ、ホントダメかと思った・・・


だっていつになくリアルな夢なんだもんなぁ





焦った焦った






ずいぶん長い前置きですいません(汗)



実際、こんな夢までみるってことは


焦ってるわけですよリアルに!!!







ギターうまく弾けねぇんだもん



マジみんなから雑音雑音いわれるし



まぁボク自身の耳にも雑音は聞こえますけど・・・





そんないわれたら、凹むよ(泣)








正直、オレのギターは無くてもいいものだから


ホントに上手くならないと、本番でアンプの音量


最弱にされちゃいます・・・










マジそれはイヤだ!!!





もしかしたら、ボーカルという役割すら失いかねない


せっかくつかんだこのチャンスを





逃すことになる





オレはもう戻れない




違う




戻りたくないんだ!!








やめることなんて


いつだってできる





いままで何度もしてきたことだけど


思った以上に、後悔があとを引くんだよなぁ







そんな思いはもう、二度としたくない






だから続けたい






みんなとバンドがしたい


みんなでハイになりたい


みんなで達成感を味わいたい


みんなで喜びを分かち合いたい


みんなと、青春を突き進みたい!!










これはもう、オレ一人じゃ成り立たない


なにが欠けてもダメなんだ





そのなかで、オレが努力を怠ってどうすんだッ!!




ぬぉぉおおおおおおおおおおッッーーー、完璧にやってやんよぉぉおおッッ!!!















ギターをはじめて数週間…




ケンのアパートでの遅くまでの練習の成果か



まぁ聞けるくらいには上達したかな…








つっても、オレは歌いながら弾かなきゃいけないわけで…





歌詞だってうろ覚えで、どっちかに集中してると、片方が明らかにおろそかになるんだよね(泣)







ともかく!ギターは間違えてもなんとか誤魔化しきくからいいけど、歌詞は間違えらんねぇよなぁ…









あぁヤバイ…




そんなことなったら恥ずかしさの臨界点こえちゃうよ、そんでパニクって立て直せなくなっちまう(爆)





いまになって、やるのが怖くなってきた…







よく、あるんだよな…



自分から求めたのに、結局はやらずじまいになること。










どうしてもまだ、怖がってる…


ただ真っ直ぐのめり込むことに。









バンドをしたことによって、もし失敗したことによって




それがオレのイメージを脅かすんじゃないか



そう思ってしまう…










オレはいまのままで、十分底辺な存在なのに





失うものなんてなにもない、これを期にただ前進するだけなのに






怖いんだ…








底辺でありながらも、安定した生活は


居心地がよかった

誰にも邪魔されず、誰にも干渉せず、自分のことだけを考えて生きてこれた…










オレが前進することは、望んだことだけど


それはいままでの最低だけど安定した生活を、ぶち壊すことになるんだ。









空を飛ぶためには、地面から足を離さないといけないんだ…



それを怖がっていたら、いつになっても








飛べるわけがない。









怖い、自分の夢みるものに手を伸ばすことにすら抱いてしまう感情…



それだけオレが臆病に生きてきたことがわかる



でも、「飛ぶ」という意志はある!




これから、そういう感情を、オレにブレーキをかけてるあらゆるものを…





ぶっ壊していかねぇーといけないんだ。







そうやって成長していくんだと思う…







まぁ、気合いでなんとかするしかねーだろ!!オレはオレのペースで絶対前に進んでやっから!!!



なんだろう、、、


なんなんだろうね?




いますっごい、苦しい




だるすぎて、なにも手につかない…



寝ようかな、でも明日テストなんだよな…



はぁ~~…




もしこのまま寝たら、どうなるんだろう


まぁテスト、落ちるよね(汗)





もしこのまま、朝になっても、学校始まる時間になっても




布団の中からでなかったら…、学校辞めちゃったら…



簡単だよな、オレの人生、どこいくか分かんないね。







このね、なんともいえない


倦怠感?みたいな、オレの足にからみついてくる



さきに進めないように、オレの気持を、堕落させる…



誘惑というか、妥協というか、そうゆう障害物。





いま考えると、いまがあるのは、それを乗り越えてきたからで





みんなそれを当たり前にしてて、オレもそうしてきてる。





ただそれに、絶対屈しちゃいけないってのが辛い…





もし負けたら、そのさきに、いいことを期待できるような




そんな人生は無いような気がするから、








こうやって乗り越えられる、学校のずる休みみたいな感じ



現実はもっと、とりかえしのつかないとこまでいきそうだけどね(泣)