(AFP通信 Relaxnews)
“世界の屋根”とも称されるチベットは、世界最高峰の山々に囲まれており、ダライ・ラマで知られるように宗教的聖地でもあります。そんな世界一の標高を誇る神秘の高台に、ホテルグループ「シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツ」が高級リゾートホテルを開業しました。
シャングリ•ラ・ラサのほとんどの客室からは、ポタラ宮が眺められる。
©Shangri-La Hotels & Resorts
シャングリ・ラ・ホテルは、アジア太平洋、中東、北米やヨーロッパの主要都市を中心に展開する5つ星のラグジュアリーホテルです。その香港を拠点とするブランドが、オープンしたのは「シャングリ•ラ・ラサ」。海抜3650メートル(11,975フィート)の中国・チベット自治区に建つその姿は、まるで雲の中に浮かぶ宮殿のような美しさです。
ジェームズ•ヒルトンの小説「失われた地平線」で描かれている、ヒマラヤの奥地にあって、不老不死の人々が住むという、地球最後の楽園・シャングリラ。そんな伝説の地のイメージをコンセプトとしています。
ホテルは高所に位置するため、宿泊客が低酸素状態からくる高山病などになった場合、症状を緩和できるようにと酸素ラウンジが設置されているほか、クリニックには医療スタッフが常駐しており、包括的な医療サービスを受けることができます。さらにホテル周辺には、酸素濃度を上昇させるラサ原産の植物を植えた広大な庭園も備えています。これは伝統的なラサの民家でも実際に植えられている植物を参考にしたそうです。
このように、宿泊客は上質で温かいホスピタリティで迎えられるばかりか、ホテルにいながら伝統的な本物のチベット文化を体験することができます。
ゲストはホテルに到着するとまず、この地に伝わる歓迎の儀式でもてなされます。ハダ(儀礼に用いられる伝統的な白い絹のスカーフ)を受け取ると、チェマ(豊作を祈るためにチベットで用いられる木製の器)に入った大麦が宙にまかれ、部屋ではチベットの茶器にてヤクバター茶が振る舞われます。さらに出発時には、ホテルのスタッフたちが伝統的なチベットの歌を歌いながら見送ってくれます。
17室のスイートルームを含めた289の客室はすべて、チベット文化を象徴する大胆な配色や贅沢にあしらった生地で装飾されています。伝統的なチベット建築のモチーフを、現代風にアレンジした設備は美しく、特に目を奪われるのがロビーのシャンデリアです。6.5メートルの大きな鐘のような形をしたデザインは、マニ車(主にチベット仏教で用いられる仏具)を思い起こさせるデザインで、立体裁断された61,000枚もの赤い布が贅沢に配されています。

ロビーのデザインには、伝統的なチベット文化がとり入れられている。
©Shangri-La Hotels & Resorts
ホテルからも見える距離にあるポタラ宮は、7世紀に建立された宗教的に重要な建造物です。1,000超の部屋数を有し、仏教徒の手書きの写本などの文化財が所蔵されています。
また、中央チベットにある四大主峰の一つである薬王山(別名:“鉄の山”)や、1755年に夏の離宮として造営されたノルブリンカ、チベット博物館などへも徒歩圏内です。
パリやニューヨークのような定番の観光先へはすでに行き尽くし、表面的な豊かさではなく最終的なフロンティアを求めているような旅行者にとって、この地は心に訴える魅力を備えています。これまでは、映画や小説の中の楽園だった「未踏の地」でも、現代では快適に過ごすことができるでしょう。ぜひ次の冒険先に加えてみてはいかがでしょうか。
“世界の屋根”とも称されるチベットは、世界最高峰の山々に囲まれており、ダライ・ラマで知られるように宗教的聖地でもあります。そんな世界一の標高を誇る神秘の高台に、ホテルグループ「シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツ」が高級リゾートホテルを開業しました。
シャングリ•ラ・ラサのほとんどの客室からは、ポタラ宮が眺められる。
©Shangri-La Hotels & Resorts
シャングリ・ラ・ホテルは、アジア太平洋、中東、北米やヨーロッパの主要都市を中心に展開する5つ星のラグジュアリーホテルです。その香港を拠点とするブランドが、オープンしたのは「シャングリ•ラ・ラサ」。海抜3650メートル(11,975フィート)の中国・チベット自治区に建つその姿は、まるで雲の中に浮かぶ宮殿のような美しさです。
ジェームズ•ヒルトンの小説「失われた地平線」で描かれている、ヒマラヤの奥地にあって、不老不死の人々が住むという、地球最後の楽園・シャングリラ。そんな伝説の地のイメージをコンセプトとしています。
ホテルは高所に位置するため、宿泊客が低酸素状態からくる高山病などになった場合、症状を緩和できるようにと酸素ラウンジが設置されているほか、クリニックには医療スタッフが常駐しており、包括的な医療サービスを受けることができます。さらにホテル周辺には、酸素濃度を上昇させるラサ原産の植物を植えた広大な庭園も備えています。これは伝統的なラサの民家でも実際に植えられている植物を参考にしたそうです。
このように、宿泊客は上質で温かいホスピタリティで迎えられるばかりか、ホテルにいながら伝統的な本物のチベット文化を体験することができます。
ゲストはホテルに到着するとまず、この地に伝わる歓迎の儀式でもてなされます。ハダ(儀礼に用いられる伝統的な白い絹のスカーフ)を受け取ると、チェマ(豊作を祈るためにチベットで用いられる木製の器)に入った大麦が宙にまかれ、部屋ではチベットの茶器にてヤクバター茶が振る舞われます。さらに出発時には、ホテルのスタッフたちが伝統的なチベットの歌を歌いながら見送ってくれます。
17室のスイートルームを含めた289の客室はすべて、チベット文化を象徴する大胆な配色や贅沢にあしらった生地で装飾されています。伝統的なチベット建築のモチーフを、現代風にアレンジした設備は美しく、特に目を奪われるのがロビーのシャンデリアです。6.5メートルの大きな鐘のような形をしたデザインは、マニ車(主にチベット仏教で用いられる仏具)を思い起こさせるデザインで、立体裁断された61,000枚もの赤い布が贅沢に配されています。

ロビーのデザインには、伝統的なチベット文化がとり入れられている。
©Shangri-La Hotels & Resorts
ホテルからも見える距離にあるポタラ宮は、7世紀に建立された宗教的に重要な建造物です。1,000超の部屋数を有し、仏教徒の手書きの写本などの文化財が所蔵されています。
また、中央チベットにある四大主峰の一つである薬王山(別名:“鉄の山”)や、1755年に夏の離宮として造営されたノルブリンカ、チベット博物館などへも徒歩圏内です。
パリやニューヨークのような定番の観光先へはすでに行き尽くし、表面的な豊かさではなく最終的なフロンティアを求めているような旅行者にとって、この地は心に訴える魅力を備えています。これまでは、映画や小説の中の楽園だった「未踏の地」でも、現代では快適に過ごすことができるでしょう。ぜひ次の冒険先に加えてみてはいかがでしょうか。












