ジャコビアン刺繍 | さと美の刺繍と仲間達

さと美の刺繍と仲間達

京都洛北の自宅で、刺繍教室を開いています。
オーストラリアの専門学校でヨーロッパの刺繍を学び、帰国して刺繍教室を開いて22年目に入りました。
生徒さんの作品製作過程をご紹介しながら、楽しい教室の様子をご覧いただきたいと思います。

皆様と一緒に刺繍を楽しむサロン

" Embroidery " を主宰する

夜久さと美です


以前から気になって
私が雑誌のページに付箋を貼っていた
ジャコビアン刺繍の作品を気に入られて
制作を始められたkaoriさん




Jacobean ( ジャコビアン ) 刺繍 
日本では
それほどポピュラーではありませんが
海外の雑誌ではよく目にします

16世紀にイギリスで流行った
動植物をモチーフにした刺繍

16世紀というと、ジェームス I 世の時代

Jacobean ( ジャコビアン ) という単語は
James ( ジェームス ) から
派生したものだそうで
英国王室と深い関わりがあるようです

刺繍の手法としては
この刺繍によく使われた crewel wool から
Crewel ( クルーウェル ) 刺繍
とも呼ばれています


その頃始まった
インドとの交易の影響を受けているようで
そう言われてみると
英国刺繍というより
何だかオリエンタルな感じがしますね


どれが花で、どれが葉っぱ?というような
ユニークなデザインが特徴の一つです

そして
ロング&ショートステッチを中心に
様々なステッチが駆使されているのも特徴




この作品は
このようなモチーフが
5つ組み合わさって出来上がります

使われるステッチなども
又ご紹介させていただきますね♪

色の使い方もとてもステキでしょ?
また違う色の組み合わせのモチーフが
登場するので
そちらもご期待ください!



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