榎本径と青砥純子の愛情表現 | 鬼姑のケセラ・セラな毎日

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If you wanna see a Rainbow, you have to stand a little Rain

夕方にあった「鍵のない部屋」の再放送
この番組のタイトルに榎本径と純子が急接近
そして、傑作集とあったので、録画予約してみた

すると、レギュラー放送の
再放送そのままだった


しかし、改めて見ていると、この回から二人は急接近している

純子が一人で榎本の仕事場(地下室)に行くようになった

純子が榎本の前で自由に行動している

純子が榎本のことを知りたがるようなってきた


榎本は純子の息使いを感じるくらいにそばに来られると、息苦しくなる
不器用なためうまく気持ちをいい表すことができないが、必死にコンタクトをとりたがる榎本
不器用なため質問がうまくないので純子にからかわれてすねる榎本



この二人の愛情表現は対照的


純子は好きになるとどんどんイケちゃう
ハイになってくる
根から明るいからあまり分からないが、榎本の前ではちょっとハイテンション
好きな人の前ではそのテンションハイのまま、気持ちは外に放出される、
ちょっかいを出す
いたずらをして「好き」を伝えたつもり
しかし、その言動はあまりに明るくオープンなので、すぐにはわからない



榎本は好きになると一歩引くタイプ
構えてしまう
根から表情に乏しいのでわかりにくいが、純子の前では同じくハイテンション
でも純子とは違い、気持ちは外に出されずに内に向けて戻してしまう
「好き」であることを隠すが隠しきれなくなり、
そばに来られるだけで心臓は高鳴り息苦しくなってくる
そして、耐えられなくなって
すねる
すねることで「好き」を隠したつもり
しかし、その言動はあまりに幼稚なので、誰にでもすぐにわかってしまう



伝えているつもりなのに、伝わっていないことに戸惑う純子

隠したつもりなのに、わかってしまうことに戸惑う榎本



でも本当は…

隠してもわかる榎本の気持ちに嬉しさを隠しきれない純子がいる

隠しても隠しても満面の笑みが返ってくることにほくそ笑む榎本がいる



榎本の心の鍵が純子という女性によって開いたのがこの回だったのかもしれない
それは開けられたこともあるが、開けてもいいという前向きな考えでもあったようにも見える




成瀬領はしおりによって心が開かれていくのを恐れていた
でもこの榎本径はちょっと違うようにも見える


そこのところ、原作はどうなっているのか…
知りたいような知りたくないような(ドラマで見たいような)



最終回はいろんな意味で楽しみです