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怖いものは信楽焼

理由がわからないけど、なぜか怖いもの
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1434534&media_id=116





私の怖いもの・・・・・、それは信楽焼

ニュースとは違って、理由はある。トラウマなのだ。




私の地元、大分県は別府市にある「スギノイパレス」。

温泉あり、劇場あり、プールあり、ホテルあり、その他アミューズメント施設諸々ありの、市を代表する一大レジャー施設だ。

今は「棚湯」に姿を変えてしまったが、昔スギノイパレスには「大浴場」という男湯と女湯を足すと小学校のグラウンドくらいある、
あちこちに南国っぽい木々や植物の植えられた(水族館並みのでかい水槽なんかもあった)ジャングルのような温泉があった。

(とんでもなく維持費がかかったのだろう。私が小、中学校くらいのときには閉鎖されてしまった。)






当時3、4歳くらいだった私は、その温泉の途方もなくでかい湯船で泳ぐのが大好きだった。

ただ、そんな私にとって一つ問題があった。







・・・・・・・・・・信楽焼である







脱衣所を抜けると少し長いスロープがあり、その頂上に2m弱の「信楽焼」が2体、鎮座していた。


かわいらしさなど微塵もない、歯がギザギザで、怪獣としか形容しようのない、リアルなタヌキの信楽焼である。

歯がギザギザな口は半開きで、目も瞳の部分がくり抜いてある。

中には白熱電球が仕込まれていて、夜になると点灯する。

目と口が、「ボヤ~」っと光るのである。


幼い私にとって、それは人をとって食う化け物以外の何者でもなかった。

ただ恐怖の対象だった。


当時の私は一目見るなり、

「ウギャーーーーーー
ーーーッッッッ!!!!!!!!」


と泣き叫び、母の後ろにしがみついた。


3歳頃の記憶なんてうすらぼんやりだが、
あの時の事は今でも、昨日の事のように恐怖と共に思い出すことができる。


「大浴場」は私にとってとても大きな楽しみの一つだったが、同時に憂鬱なことでもあった。

毎回母の後ろにしがみつき、信楽焼から目をそらして通り過ぎていたのである。





以来私は信楽焼が怖くてたまらない。
どんなに小さなサイズでも、だ。

中学高校時代には、通学路にあった居酒屋の前の信楽焼(高さ50cm)をわざわざ目をそらして避けて歩いていたほどだ。


も、もちろん今は信楽焼を見て取り乱すような事は決してない。

しかし身体は「ビクッ」と反応してしまい、一瞬身構えてしまう。





このトラウマが拭い去られる日は・・・・・、多分こないだろう。





そんなわけで皆様、私へのプレゼントに信楽焼だけは選ばないようによろしくお願い致します。

逆にsatoに嫌がらせをしたい又は大人しくさせたい場合は、一体目の前に置いておくと効果テキメンです。




・・・・・・・・・・ていうか今信楽焼の事調べようとしてググったら、画像が出てきて「ビクッ」ってなった。

やっぱり信楽焼こわい・・・・・・・・・・・・。

ごあいさつ

初めまして、satoと申します。



福岡で細ぼそ~~~~と活動しております、フリーランスのwebデザイナーっぽいものです。



このブログでは日々の雑感や様々な事を、テキスト、たまに絵日記でつづってまいります。



くだらないなぁと思う事ばかりかもしれませんが、どうぞよろしくお願い致します。