こんばんは!
うちの予備校で今年の入試の概要が固まりましたので、報告させて頂きます。
まずは私大医学部に関しては、2020年度の私大医学部一般入試の志願者数は14年ぶりに減少したとのことです。
18歳人口が減少していることと、センター試験最終年度ということで推薦入試やAO入試で手堅くといったことが要因ではないかと考えられます。あと、センター試験の平均点が下がったことに伴い、センター利用の志願者数が前年比の9割と大きく減少したことが大きいと思われます。
一般入試の志願者数は前年度から2,000人余り減らし、約100,000人であり、国公立医学部の志願者数が▲13%となったのに対し、私立医学部の落ち込みが▲2%あまりに留まっている点であります。
実質的には私大医学部に関しては既に2016年度から志願者は減少していましたが、新設2大学とセンター利用を取り入れる私大が増加したことから何とか数字が保てていたに過ぎないです。
今回は今迄の大学生の就職活動の活況と反比例して医歯薬の人気が測れたが、今回はそれだけでは無さそうであります。
AIロボットやネット社会の発展に伴い、情報系学部に学力優秀層が流れていることがまずは挙げられます。
次に医師の過重労働が多くのメディアで報じられる中、最近の若者の価値観と逆行するイメージが定着してる感も否めないです。
あとコロナで医療崩壊とかが盛んにメディアで取り上げられる中、命を犠牲にしてまでも医療現場で自らの身を捧げる意識のある若者がどの程度いるのか、今年のデータ予想は非常にし辛いです。
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